ヴィーナスシリーズ第5戦

2024.05.25
〜05.30

レース回顧

2M逆転勝ち！　海野ゆかりが今年初優勝

先行艇の隙を冷静にとらえた。海野ゆかりが1周2M逆転で、昨年11月の戸田オールレディース戦以来、通算64回目の優勝を飾った。大村は98年のデビュー初優勝を含めて5回目の優勝になった。
天気はくもり。横風1メートルで優勝戦が行われた。進入は枠なりの3対3に並んだ。⑥土屋以外のスタートは、ほぼそろったが、チルトを1.5度に戻した⑤堀之内が、グイグイと伸びてまくり勝負に出た。しかし、①三浦も負けじとインからこらえた。これで勝負ありと思われたが、2M手前で①三浦の舟が浮き、ターンマークを外した隙に、差し浮上の②海野が冷静に小回り。あっさりと逆転した。①三浦は懸命に追うも2着まで。⑤堀之内が3着に入った。
三浦、海野、香川素子が予選を上位通過。それぞれ準優を逃げ、実力者が優勝戦内枠を固めた。しかし、キーポイントはやはり堀之内の存在だった。威力ある伸びで見せ場をつくったことで、三浦に付け入る隙ができ、海野がそのチャンスを逃さなかった。海野は今年の女子賞金で8位へ浮上。なお、次走は6月7日からの三国ヴィーナスシリーズ戦に出場する予定。