近況勝率アップ！　上質スタートで攻める
山崎が着実に、確実に勝率を伸ばしてきた。2、3年前は4.00前後で足踏みしていたが、24年前期適用勝率で4.46へ前進。同年後期は4.84まで押し上げ、自己ベストをマークしたばかり。さらに今年5月1日以降の勝率は5.76。まだ3節のみの数字ではあるものの、A2級昇格が見込める現状になった。
セールスポイントはスタート力。今年の平均タイミングはコンマ16ながらも、それ以上にスタートの切れ味、ダッシュ力は鋭い。上質スタートを武器にした〝まくり〟攻勢にも威力がある。課題に挙げていた道中対応も、徐々に粘りの利く場面が増えてきた。
桐生は地元水面のうえに、22年9月のオールレディース戦（4着）で唯一の優出経験がある。さらなる勝率アップに加えて、自身2回目の優出の期待もかかる。（データは6月16日時点）