ヴィーナスシリーズ第9戦　

2024.07.20
〜07.25

レース回顧

会心まくり！　清埜翔子が待望の地元初優勝

会心の攻め技が届いた。清埜翔子が3コースから力強くまくり、1月の尼崎オールレディース戦に次ぐ今年2度目、通算4度目の優勝を飾った。地元戸田は待望の初優勝になった。
優勝戦はくもり。わずかなホーム向かい風で行われた。枠なりの3対3から6人全員がコンマ10台のスタートを踏み込んだ。その中でも同12のトップタイミングだった①前田が有利な隊形をつくりかけたが、③清埜が素早くツケマイを敢行。サイドのかかった鮮やかなターンで①前田を引き波に入れた。④浜田が差し迫ったものの、③清埜が振り切った。④浜田が2着、②實森が3着に入った。
エース8号機は中田夕貴に渡り、前田紗希が初日連勝。浜田亜理沙が予選トップ通過を決め、大豆生田蒼らの活躍もあり、地元勢がシリーズを沸かせた。清埜も外枠での大敗はあったものの、着実にリズムを上げながら予選11位で準優入り。準優10Rは好展開を的確にとらえ、優勝戦は自力攻め。近年の成長や飛躍、培った経験値を地元で発揮できた。今年の女子賞金は、10位へ浮上した。なお、次走は8月7日からのプレミアムG1レディースチャンピオン（福岡）に出場する予定。