復調の兆し！ ２月初旬に続く地元力走へ
悪夢のようなF3から約1年3カ月。中田が地道に、レース感覚を取り戻してきた。

22年12月、23年2月、4月と断続的に期別3本のフライングが重なった。23年は合計約6カ月間もの、あっせん停止期間を余儀なくされた。昨年9月の平和島で実戦復帰をしたものの、なかなかレース勘は戻らず…。スタートはもちろん、調整、走法と全ての面に、もどかしい、悔しいレースが続いた。

それでも徐々に準優入りを重ね、今年2月初旬の戸田ヴィーナスシリーズ戦で復帰後、初の優出（6着）。期別3本目のフライングを切ってから約１年3カ月がたち、持ち前の積極性、その精度は高まってきた。

今年に入り、平均スタート、発順率は大幅に改善。5月1日以降の近況勝率は6点台に乗り、完全復調は間近といえる。これに地元の利が加われば、期待値はさらに膨らむ。（データは7月11日時点）