オールレディース

2024.07.26
〜07.31

レース回顧

2コース差しV！　宇野弥生がG1へ弾み

冷静に展開をとらえた。宇野弥生が2コースから的確に差し込み、2月の戸田ヴィーナスシリーズ戦に次ぐ今年2度目、通算21度目の優勝を飾った。津は初優勝になった。
最終日はホーム向かい風が強まり、5Rから12Rまで安定板を使用。優勝戦は風速5メートルで行われた。③三浦が大きく後手に回る中、⑤深川、②宇野らが好スタートを踏み込んだ。地元の①高田はやや劣勢な隊形から伸び返したものの、先マイが流れ、②宇野が堅実に差し抜けた。逆転を狙った①高田は、2Mで不良航法の④日高と接触し、大きく後退。道中さばいた⑤深川が2着、⑥川野が3着に入った。
宇野は予選首位こそ逃したものの、トップの高田ひかるとは僅差の2位。伸びを中心に、いい部類の足に仕上げた。さらに最終日は風が強まり、確固たるスタート勘のある宇野には流れが向いた。実際、スタートで重圧をかけ、さばきやすい展開に持ち込んだ。この勝利で通算1300勝に到達した。なお、今年の女子賞金は9位。次走は8月7日からのプレミアムG1レディースチャンピオン（福岡）に出場する予定。