ヴィーナスシリーズ第11戦

2024.08.13
〜08.18

レース回顧

地元で逃走！　佐々木裕美が2年5カ月ぶりV

地元の佐々木裕美が、インから的確に逃げ、22年3月の津オールレディース戦以来、2年5カ月ぶり、通算11度目の優勝を飾った。徳山は2度目の優勝になった。
最終日は晴れ。ホーム横風3メートルで優勝戦が行われた。枠なりの3対3から③渡邉がコンマ05のトップスタート。②前田らも0台を踏み込んだ。①佐々木は同11の5番手。一瞬、危うい隊形になったものの、素早く伸び返して先手は譲らず。1周1Mも的確に回り、インから押し切った。②前田の差しは舟が向かずに横流れ。2番差しから浮上した④角が2着、②前田が3着に入った。
佐々木は近況の勢いを存分に示した。近況3節連続優出で臨んだ地元シリーズ。初日連勝に始まり、予選最多の5勝を挙げ、堂々とトップ通過。準優12Rを逃げ、直近優出を〝4節連続〟に伸ばした。優勝戦も力強く逃げ、今節は随所に仕上がりの精度の高さ、安定感のある旋回対応が光った。今年の女子賞金ランクは44位へ押し上げた。なお、次走は8月27日からの江戸川男女W優勝戦に出場する予定。