オールレディース

2024.08.25
〜08.30

レース回顧

高田ひかるが3コースまくりで今年初優勝

力強く攻め込んだ。高田ひかるが、スローの3コースからまくり、23年4月の鳴門オールレディース戦以来、通算8度目の優勝を飾った。平和島では初優勝になった。
優勝戦はくもり。ホーム追い風2メートルで行われた。枠なりの3対3から④原田がコンマ16のトップスタート。ただし、①海野ら5選手も同19で並んだ。ほぼ横一線の隊形から③高田が先攻め。これに反応した①海野が、受け止めにかかったが、③高田のひと伸び、ひと押しが勝った。①海野は1周2Mの差し返しは及ばずに2着。②廣中が⑥黒澤をさばき、3着に粘った。
海野は2日目11Rで3着に敗れた以外は、1着を並べた。準優を含めて合計8勝をマークした。海野断然のムードの中、高田はチルトをマイナスから0.5度までの3段階を使い分けながらも行き足を仕上げた。優勝戦のチルトは0.5度を決断。1周1Mの迷いのない戦法と合わせ、持ち前の積極性を発揮した。近況は4節連続優出と確実に復調。今年の女子賞金ランクも39位まで盛り返した。なお、次走は9月6日からの大村オールレディース戦に出場する予定。