リズム修正！　自らバースデー祝う快走へ
大久保が痛い失点を徐々に巻き返してきた。今年5月2日、期またぎの丸亀戦最終日にフライングを切った。フライングはいつでもしたくないものだが、特に期初めはリズムを崩す要因になることが多い。実際、5月や休み明けの7月びわこ戦は苦戦を強いられた。

それでも7月中旬の桐生オールレディース戦、続く8月丸亀ヴィーナスシリーズ戦は準優入り。優出には届かなかったものの、上り調子に転じた。時に強気に、時に冷静にさばくターンセンスをうかがわせる場面が戻ってきた。現在審査中の2025年前期適用勝率は4.26。期初めの苦境から一転、すでに自己ベストと並び、まだまだ上昇も見込める。

今節の3日目、9月2日は23歳の誕生日。奮起のバースデーシリーズに、さらなる勝率アップ、待望のデビュー初優出も見据える。（データは8月23日時点）