賞金アップへ全力！　愛着ある地元で躍動
今年も残すところ3カ月余り。賞金争いは激しさを増す時期に入った。川野の女子賞金ランクは現在15位。2年連続、4回目のクイーンズクライマックス（QC）出場へ、手に汗を握る勝負が待つ。

9年前の15年に福岡でOCを初出場初優勝。一気に脚光を浴びた。その後、A1級に定着したものの、調整がかみ合わず、スタート事故の影響も響き、リズムを崩した。数年間、悩ましい時期はあったが、昨年、6年ぶりにQCに復帰。その要因に「負けてきたこと。日々反省してきたこと」を挙げた。敗因、不調と向き合い、課題を埋め、巧みなターンの精度を高めてきた。今年は優勝こそ3月下関戦の1回だが、2連対率の低いモーターを引くことが多くても粘りの走りが続く。これこそ底力の証しといえる。

芦屋は練習を積んだ地元水面。2回の優勝経験もあり、賞金加算の絶好機だ。（データは9月9日時点）