ヴィーナスシリーズ第14戦

2024.09.30
〜10.05

レース回顧

まくり一撃！　山下友貴が7年3カ月ぶりV

果敢に攻め込んだ。カド4コースの山下友貴が、強豪そろうスロー勢を一気にまくり、17年7月の江戸川ヴィーナスシリーズ戦以来、7年3カ月ぶり、通算7度目の優勝を飾った。津は初優勝になった。
優勝戦は晴れ。ホーム向かい風1メートルで行われた。枠なりの3対3から④山下がコンマ06のトップスタートを踏み込んだ。実力者の集うスロー勢を1艇、また1艇と絞り、①藤原までまくり切った。まくり差しで迫る⑤中川を封じつつ、続く1周2Mも冷静に回って先頭へ抜け出した。⑤中川が、道中追う②遠藤を2周1Mでさばき、2着を確保。②遠藤が3着に入った。
予選は藤原、遠藤、浜田がトップを争い、山下友貴も食らいついた。池田奈津美の健闘も光った。それでも準優は予選上位の藤原、遠藤らが、きっちりと逃げ、強さを発揮。優勝戦も内枠有利のムードだったが、ここ一番で山下のダッシュ攻勢が見事にはまった。前期F2が響き、今年序盤戦はリズムを崩していたが、復帰の足がかりとなる勝利になった。なお、次走は10月14日からの江戸川オールレディース戦に出場する予定。