ヴィーナスシリーズ第24戦

2025.03.25
〜03.30

レース回顧

差し的確！若狭奈美子が5年10カ月ぶりV

追い風を味方にチャンスをものにした。若狭奈美子が、2コースから的確に差し、19年5月の児島ヴィーナスシリーズ戦以来、5年10カ月ぶり、通算2回目の優勝を飾った。
最終日は晴れ。序盤からホーム追い風が強く、6Rから安定板を装着。8Rから2周戦で行われた。優勝戦は枠なりの3対3からスロー勢が好スタート。コンマ13のトップタイミングだった①平山がインコースから丁寧に先マイした。しかし、風圧を受けた分か、ターンがやや流れたところを、②若狭が鋭く差し込んだ。続く2Mで内有利に運び、勝負あり。①平山は悔しい2着。果敢に握り、道中はさばいた⑤浜田が3着に入った。
予選トップ濃厚だった渡邉優美が4日目12Rで赤井睦とともに、痛恨のフライングを切って賞典除外。堅実に着をまとめた平山智加が首位へ浮上した。しかし、優勝戦は強風が吹き、1コース以外にもチャンスが増し、その隙を若狭が見逃さなかった。なお、若狭の次走は4月13日からの平和島ヴィーナスシリーズ戦に出場する予定。