ピックアップレーサー

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関東 3590 濱野谷憲吾

濱野谷憲吾に17年ぶり奪還の期待大!
東都のエース、水上のファンタジスタ、と謳われた濱野谷憲吾だが、今年は"多摩川憲吾"とも呼びたくなる近況だ。とにかく多摩川での走りが冴え渡っている。
今年1月の多摩川正月レースでは、優勝戦で4コースからコンマ08を決めてまくり一撃。当地では約4年8カ月ぶりとなる久々の優勝を飾った。すると5月に多摩川GWレースに登場すると、今度は11戦9勝のピンラッシュで他を圧倒して優勝。さらに7月の多摩川一般戦では優勝戦で5コースからコンマ05をぶち込み、ファンタジスタの本領を発揮する華麗なまくり差しでまたもや優勝。今年多摩川で3Vと勝ちまくっている。
そんななか迎える多摩川周年だ。17年ぶりのタイトル奪還へ、地元ファンは盛り上がる。

進入コース別成績
進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率
120.4%550.1372.7%10.9%1.8%
216.0%430.1414.0%25.6%14.0%
319.0%510.1311.8%21.6%25.5%
414.1%380.1515.8%10.5%18.4%
514.1%380.157.9%13.2%13.2%
616.4%440.162.3%9.1%29.5%

東海 3779 原田幸哉

2月多摩川戦で完全Vの原田幸哉!
原田幸哉にとって多摩川は決して相性の良い水面ではなかった。昨年まで当地通算6優出0V。優勝戦でFを切ったこともあるし、優勝戦1号艇で2着に敗れたことも2回ある。勝てそうで勝てない水面だった。
そんな相性を完全に払拭したのが今年2月の当地一般戦だ。4コースまくり3連発で開幕3連勝を飾ると、その後も3コースまくり、2コース抜き、イン逃げと無敗のまま白星を追加。優勝戦では菊地孝平とのデッドヒートを制し、7連勝パーフェクトVで多摩川初優勝を飾った。
もう水面相性に何の不安もない。多摩川周年でも連勝街道をひた走るのか。

進入コース別成績
進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率
126.4%730.1278.1%6.8%6.8%
215.9%440.1436.4%27.3%13.6%
319.2%530.1234.0%17.0%17.0%
422.1%610.1224.6%18.0%13.1%
58.7%240.124.2%12.5%25.0%
67.6%210.120.0%9.5%9.5%

近畿 3577 向所浩二

向所浩二が10年ぶりの多摩川周年Vへ!
向所浩二が今年5Vと好調だ。1月のびわこ正月レースでのオール3連対Vに始まり、3月桐生戦、4月徳山戦、5月児島戦、7月徳山戦と軽快に優勝を重ねてきた。記念戦線でも2月の近畿地区選で優出2着に入るなど活躍が光っている。
多摩川相性は言うまでもない。06年の多摩川周年チャンピオンだ。準優でコンマ03、優勝戦でコンマ02と鋭発ショットからのイン逃げを連発し、気迫でG1初Vを掴み取ったシーンを覚えているファンも多いだろう。あれからちょうど10年。タイトル奪還を果たすために必要な力と勢いを、いまの向所は十分に持っている。

進入コース別成績
進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率
121.8%570.1568.4%21.1%3.5%
216.1%420.1719.0%45.2%23.8%
315.7%410.1619.5%19.5%34.1%
419.5%510.1331.4%25.5%21.6%
516.9%440.159.1%22.7%20.5%
610.0%260.1411.5%15.4%11.5%

四国 4030 森高一真

近況リズム上昇中の森高一真!
四国地区から多摩川周年に出場するのは4人。徳島から烏野賢太と田村隆信、香川から重成一人と森高一真が登場する。
なかでも注目したい存在は森高だ。13年の多摩川周年で優出3着に入った実績がある。多摩川参戦はその節以来で約3年半ぶり。この出場機会が巡ってくることを待ち臨んでいたに違いない。
近況のリズム上々だ。5月大村周年で優出5着、6月丸亀周年で優出2着、7月下関MB大賞で優出3着とG1・G2でコンスタントに結果を残している。賞金ランキングも34位(8月22日時点)まで浮上し、チャレンジカップ出場圏内に入ってきた。悲願のグランプリ初出場に向けてもうひと踏ん張りだ。

進入コース別成績
進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率
122.3%670.1358.2%11.9%9.0%
218.6%560.1535.7%23.2%14.3%
317.3%520.1417.3%17.3%26.9%
418.6%560.1317.9%25.0%16.1%
513.3%400.147.5%30.0%12.5%
610.0%300.146.7%3.3%26.7%

中国 4166 吉田拡郎

復調のきっかけが欲しい吉田拡郎!
吉田拡郎が今年は苦しんでいる。現在賞金ランキングはまさかの141位だ(8月22日時点)。SG・G1は8節走って優出ゼロ、予選突破も2回しかない。昨年は最後の最後までグランプリ出場権争いに加わり、賞金ランキング19位の次点でベスト18入りを逃す無念のシーズンだった。今年はその悔しさを晴らす一年にするはずだったが、思わぬスランプに陥っている。
多摩川は13年、15年と周年記念で2回優出した実績のある好相性水面。ここで結果を残して勢いを取り戻すきっかけにしたいところだ。グランプリ出場を目指す戦いはまだまだ終わってはいない。

進入コース別成績
進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率
119.5%450.1366.7%13.3%6.7%
213.9%320.1315.6%40.6%12.5%
316.0%370.1327.0%27.0%10.8%
417.3%400.1310.0%20.0%17.5%
518.2%420.130.0%14.3%21.4%
615.2%350.142.9%14.3%14.3%

九州 3783 瓜生正義

瓜生正義が大会2連覇に挑む!
昨年9月に行なわれた多摩川の開設61周年記念で優勝したのは瓜生正義だった。予選を1・3・1・1・5・3着の6位で通過すると、準優では3コースからコンマ01の弾丸ショットを決めてまくり一撃。そして優勝戦も再び3コースとなり、今度は目の覚めるようなまくり差しで見事に先頭に立った。瓜生は11年にも多摩川周年で優勝しており2回目の頂点に。4大会ぶりのタイトル奪還だった。
この鮮烈な勝ちっぷりが是政のファンの心を掴んだのか、今回の多摩川周年ではドリーム戦ファン投票で堂々の1位に選出された。大きな期待を背負い、大会2連覇に挑む。

進入コース別成績
進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率
125.6%670.1376.1%16.4%1.5%
216.0%420.1421.4%26.2%11.9%
316.8%440.1520.5%15.9%20.5%
416.4%430.1432.6%27.9%14.0%
516.4%430.162.3%34.9%18.6%
68.8%230.144.3%17.4%21.7%