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児島キングカップ2020.09.29〜10.04

関東3622 山崎智也
山崎智也が2年ぶりのG1優出へ!
山崎智也は前々回の児島周年覇者。18年10月に行われた開設66周年で優勝し、約2年4カ月ぶりとなる久々の記念制覇を飾ったのが記憶に新しい。児島周年は05年にも優勝しており、2Vを誇る相性の良い大会だ。
山崎の記念優勝は今のところ18年児島周年が最後。記念優出も18年児島周年が最後で、2年間ほど遠ざかっていることになる。今年2月の関東地区選では予選3位に入って準優1号艇(4着)に乗ったり、今年1月の徳山周年と6月の鳴門周年では準優3着に入ったりと、久々の記念優出へあと一歩までは何度も迫っている。相性の良い児島周年で約2年ぶりのG1優出なるか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.9%490.1665.3%10.2%6.1%
215.6%320.1712.5%34.4%9.4%
316.6%340.1714.7%26.5%17.6%
416.1%330.176.1%39.4%21.2%
517.6%360.1511.1%16.7%16.7%
69.8%200.180.0%0.0%5.0%
東海4033 伊藤将吉
G1初優出で勢いに乗る伊藤将吉!
伊藤将吉は9月の高松宮記念で優出5着に入る活躍。G1出場は昨年6月の宮島周年以来で約1年3カ月ぶりと久々だったが、初日1走目にいきなり3コース差しで2万円券の大穴を出すなど、うまくリズムをつかんで待望のG1初優出を果たした。
伊藤は13年~18年にかけて11期連続でA1級をキープしていたが、18年12月に負傷があって約2カ月間の長期欠場を強いられ、この期は出走回数不足でB1級に降格。その翌期は勝率5.74でA2級、さらにその翌期(前期)は勝率6.26でA1級と一歩ずつ階段を上がり、記念戦線にまで戻ってきた。苦しい時期を乗り越えてきた伊藤が、ここからさらに花開かせるかもしれない。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
119.5%470.1480.9%8.5%2.1%
218.7%450.1528.9%28.9%8.9%
315.4%370.1510.8%27.0%13.5%
417.0%410.1322.0%24.4%31.7%
519.1%460.134.3%23.9%13.0%
610.4%250.170.0%8.0%8.0%
近畿4512 高野哲史
大ブレイク中の高野哲史に注目!
高野哲史は7月の鳴門オーシャンカップでSG初出場。するといきなり予選を2・4・2・1・6・2着の11位で通過する活躍を見せた。さらに準優では4コースから差して2番手につけると、鳴門SG3連覇がかかる石野貴之やSG連続Vを狙う徳増秀樹らを後続に従えてゴール。SG初出場・初優出をやってのけた。優勝戦こそ6コースから6着に終わったが、一躍全国区に名をとどろかす存在となった。
その後も9月のG2常滑MB大賞で優出4着に入るなど好調をキープし、賞金ランキングも44位(9月20日時点)まで上がってきた。チャレンジカップ出場圏内が目の前まで迫ってきており、児島周年でもうひと暴れしてSG切符をつかみたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.7%720.1580.6%13.9%2.8%
216.1%510.1627.5%29.4%19.6%
317.4%550.1420.0%29.1%23.6%
414.8%470.168.5%25.5%12.8%
515.1%480.1518.8%29.2%16.7%
613.9%440.1411.4%6.8%22.7%
四国4052 興津藍
5節連続Vと近況絶好調の興津藍!
興津藍が破竹の快進撃だ。7月の唐津戦で待望の今年初Vを飾ると、そこから下関戦、鳴門お盆レース、若松戦、鳴門G3企業杯と立て続けに優勝して怒涛の5節連続V。この5節で47走して1着32本、2着8本、3着6本、着外1本という、すさまじい強さを見せた。今期勝率は8.23(9月20日時点)で全選手中4位という好調ぶりだ。
今年の興津は上半期にいまひとつ結果を残せなかったこともあって賞金ランキングは現在73位(9月20日時点)という位置。しかしG1でひとつ優勝すれば一気に30位台まで浮上できる計算だけに、まだチャレンジカップ出場へチャンスは十分にある。いま最も勢いのある男が児島周年でどんな走りを見せるのか楽しみだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
125.0%630.1569.8%14.3%4.8%
217.5%440.1627.3%34.1%9.1%
314.7%370.1621.6%29.7%24.3%
416.7%420.1628.6%23.8%9.5%
513.5%340.1411.8%35.3%20.6%
612.7%320.180.0%18.8%25.0%
中国4166 吉田拡郎
地元の吉田拡郎が大会2連覇を狙う!
前回の児島周年は昨年6月に行われ、地元岡山の吉田拡郎が優勝。予選を4・2・1・1・1・2着でトップ通過し、準優はインからコンマ07、優勝戦はインからコンマ11と好スタートを決めて逃げ切り快勝。これまで児島のG1は4優出0Vとなかなか結果を残せずにいたが、悲願の地元記念初タイトルが手に入った。
今回はタイトル防衛を目指す戦いだ。児島周年2連覇となれば、57・58年度の三津川要(滋賀)、94・95年度の烏野賢太(徳島)に続いて史上3人目の記録になる。意外にもまだ岡山支部の選手で地元周年2連覇は一人もいないだけに、吉田に大きな期待がかかってきそうだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
124.7%740.1477.0%10.8%6.8%
216.4%490.1716.3%36.7%14.3%
315.7%470.1621.3%23.4%21.3%
414.7%440.1329.5%29.5%31.8%
513.0%390.150.0%33.3%25.6%
615.4%460.160.0%8.7%26.1%
九州4885 大山千広
児島ウエスタンヤング覇者の大山千広!
児島周年には女子レーサーが3人登場。平高奈菜、守屋美穂、大山千広が参戦する。平高は児島3節連続優出中でそのうち2節は男女混合戦でマークするなど当地相性良好。守屋は16年の児島オールレディースで優勝するなど当地8優出1Vと地元でしっかり実績を残している。
大山は今年6月に児島で行われたG3ウエスタンヤングで優勝。1・1・3・3・2・1・1・1着とオール3連対Vの圧勝劇で同世代のライバルたちを一蹴したのが記憶に新しいところだ。18年の児島オールレディースでもオール3連対Vを飾っており、当地は最近3節で2Vと好相性。F2本持ちのG1でも大暴れの期待十分。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
127.1%680.1275.0%4.4%4.4%
212.7%320.1234.4%28.1%12.5%
315.5%390.1230.8%17.9%12.8%
414.3%360.1216.7%13.9%22.2%
515.9%400.1122.5%12.5%20.0%
614.3%360.122.8%11.1%11.1%