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四国地区選手権2020.02.08〜02.13

四国4704 河野大
河野大が大会2連覇へ挑む!
昨年鳴門で行われた四国地区選を制したのは徳島110期の河野大だった。当時A2級で記念優出歴もなかった伏兵が、予選を7位で通過し、準優で2着に食い込んでG1初優出を飾ると、優勝戦では4コースからまくり差しを決めて頂点へ。30歳で記念初タイトルを手にした。
これまで四国地区選で2連覇を成し遂げたのは角川政志、瀬尾達也、福田雅一の3人だけ。史上4人目の記録達成なるか注目だ。河野は現在もA2級のためG1出場は昨年の地区選以来でちょうど1年ぶり。久々の大舞台でG1連続Vをやってのけるのか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
118.6%440.1472.7%9.1%4.5%
215.7%370.1821.6%32.4%18.9%
316.9%400.1617.5%22.5%27.5%
415.3%360.1716.7%27.8%13.9%
514.0%330.153.0%15.2%12.1%
619.5%460.162.2%6.5%17.4%
四国3908 重成一人
昨年の雪辱を目指す重成一人!
昨年の四国地区選で悔しい思いをしたのは重成一人だ。予選をトップ通過し、準優でイン逃げを決めてV取りへ王手をかけたが、優勝戦で河野大の4コースまくり差しに屈してまさかのイン戦4着。目の前にあったタイトルを取り逃がした。
重成はこれまで地区選で優出7回と香川勢を引っ張る活躍を幾度も見せてきたが、優勝は08年の一度だけ。今年は地元丸亀での開催となるだけに、昨年の雪辱を果たして12大会ぶりの四国チャンプ返り咲きを狙いたいところだ。そしてまだ持っていないSGボートレースクラシックの出場権もつかみ取りたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.8%550.1269.1%20.0%5.5%
213.7%330.1412.1%42.4%24.2%
315.8%380.1526.3%13.2%28.9%
416.6%400.162.5%12.5%25.0%
516.2%390.1417.9%28.2%17.9%
614.9%360.140.0%13.9%27.8%
四国4685 島村隆幸
島村隆幸がG1初VとSG切符を狙う!
島村隆幸が今年大ブレイクの気配を漂わせている。近況3期連続でA1級キープと徐々に成績が安定し、昨年12月の大村周年では地区選以外では初となるG1優出をマークするなど記念戦線でも結果を残し始めた。今年は記念初V、SG初出場と階段を駆け上がっても不思議ではないだろう。
その絶好のチャンスとなるのが四国地区選だ。丸亀は16年と19年のウエスタンヤングで優出するなど現在5節連続優出中と好相性の水面。18年に丸亀で行われた地区選でも優出5着の活躍を見せていた。ここでG1初Vを飾ってSGボートレースクラシックの出場権が取れれば最高のシナリオだろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.0%560.1282.1%10.7%5.4%
216.1%410.1431.7%34.1%9.8%
315.4%390.1515.4%25.6%35.9%
417.7%450.1413.3%26.7%24.4%
515.0%380.1510.5%10.5%23.7%
613.8%350.165.7%5.7%28.6%
四国4852 川原祐明
トップルーキー選出の川原祐明!
昨年の丸亀フレッシュルーキー、香川115期の川原祐明は前期勝率6.23で勝負駆けに成功してA1初昇格。そして今年は中四国地区のトップルーキーに選出された。いま注目度急上昇中の若手成長株だ。
ボートレーサー養成所時代はリーグ戦勝率4.46と目立った存在ではなく、デビューしてからもB2級から抜け出すのに2年の時間がかかった。しかしそこから順調に成績を伸ばし、25歳でA1級の座を手中に。安定したスタート力が武器だ。G1出場は昨年の地区選とヤングダービーに続いて3回目。まずはG1初準優出を目指したい。115期から仲谷颯仁や関浩哉らに続くスターが生まれるのか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
119.6%550.1563.6%14.5%3.6%
213.6%380.1421.1%39.5%15.8%
317.1%480.156.3%25.0%33.3%
417.9%500.1612.0%20.0%34.0%
514.6%410.1612.2%14.6%26.8%
617.1%480.150.0%8.3%18.8%
四国2942 瀬尾達也
四国地区選5Vを誇る瀬尾達也!
大ベテランの瀬尾達也が元気だ。前期は平均STコンマ11という全選手中トップの数字をマーク。59歳となった今なお艇界屈指のスタート力は健在だ。また1月の若松戦では準優1号艇に乗る活躍を見せるなどターンのキレも衰えなし。今期勝率6.01(1月25日時点)で10期ぶりのA1級復帰さえ狙えそうな勢いだ。
四国地区選は91年、97年、01年、04年、05年に優勝して5Vという大会最多記録を保持。四国のレジェンドが今年の地区選でどんな走りを見せるのか楽しみだ。今年3月13日には60歳の還暦を迎えるが、これからもまだまだ四国勢を牽引していく。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
118.0%440.1254.5%15.9%15.9%
218.0%440.1122.7%36.4%9.1%
317.6%430.1216.3%14.0%20.9%
418.0%440.1322.7%18.2%15.9%
514.8%360.138.3%11.1%27.8%
613.5%330.116.1%6.1%21.2%
四国4387 平山智加
平山智加ら女子5人に注目!
四国地区選には女子レーサーも5人登場。香川から山川美由紀、平山智加、平高奈菜、徳島から岩崎芳美、岸恵子が参戦する。地元丸亀で気合の入る香川勢、鳴門レディースオールスターを控えて士気上がる徳島勢から精鋭がそろった。
なかでも楽しみなのは平山智加だ。G1出場は17年1月の戸田周年以来で約3年1カ月ぶり。地区選出場は4年ぶりで9回目になる。丸亀は通算18優出4Vを誇る地元水面。16年の丸亀での地区選では予選を2位で通過(準優5着)してV争いを沸かせたこともある。99年の山川美由紀以来となる女子史上2人目の地区選Vを期待したい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
124.5%370.1681.1%8.1%0.0%
215.9%240.1725.0%37.5%8.3%
314.6%220.1631.8%27.3%13.6%
415.9%240.1829.2%33.3%16.7%
518.5%280.180.0%25.0%21.4%
610.6%160.2118.8%0.0%25.0%