グランプリ出場予定選手
優勝戦グランプリ
出場予定選手
順位1位4320峰 竜 太¥253,027,000
今年を含め4年連続で獲得賞金1億円を突破している峰竜太。グランプリを制した2018年には2億円オーバーも達成した。2014年には年間勝率がまだ43位だったが(その年の1位は瓜生正義)、翌2015年からは年間勝率が連続1位、今年も独走状態なので6年連続1位が濃厚。かつて野中和夫の全速ターンは方法が秘密のベールに包まれていたが、峰は自らターンの工夫を公開しながらこの強さ。同じエンジン力なら前に出る。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 30.0% 81 0.13 2 18.5% 50 0.14 3 15.9% 43 0.12 4 17.0% 46 0.12 5 14.4% 39 0.13 6 4.0% 11 0.11 1着率2着率3着率
順位2位4238毒 島 誠¥155,208,000
峰と同じく毒島も今年を含め4年連続で1億円レーサーになっている(通算6回目)。2013年丸亀メモリアルVから始まり、今年11月末の蒲郡、チャレンジカップでSG7回目のVを決めた。昨年児島のダービーVは昼開催だったが、その他の6回は夜開催で「ナイターキング」と呼ばれる。ナイターといっても昼から夜まであり、その気象変化を読んでの繊細な調整力は群を抜いている。広く社会まで見渡す視野の広さも魅力だ。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 24.1% 54 0.12 2 15.6% 35 0.15 3 19.2% 43 0.13 4 14.7% 33 0.14 5 15.1% 34 0.13 6 11.1% 25 0.14 1着率2着率3着率
順位3位3854吉 川 元 浩¥132,013,932
1995年に発生した阪神・淡路大震災から立ち直るためにボートレーサーに転身。翌年にデビューし2年2カ月で初優勝にまで到達。約4年でSG戦線に顔を出すようになった。2007年福岡開催のグランプリではトライアル最終走で大外まくり、優勝戦イン逃げという多才な面と戦略の確かさを見せ35歳でSG初優勝。その後11年が経過し、46歳となってから立て続けにSGを勝ち、SGは通算4冠。初の年間賞金1位なるか。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 23.5% 62 0.13 2 18.2% 48 0.14 3 15.9% 42 0.13 4 18.2% 48 0.14 5 14.0% 35 0.13 6 9.8% 26 0.14 1着率2着率3着率
順位4位4477篠 崎 仁 志¥113,269,333
無観客開催だった5月末の住之江オールスターで好モーターを駆使しSG初優勝。「コロナで日本中、世界中が大変な時に、売り上げで少しでも貢献できるように」とプレッシャーと格闘しながらの勝利だった。これで兄・元志との兄弟SG制覇を達成。49年ぶりのことだった。「まだ(兄には)追いついていないですがね。兄ちゃんに恩返しができました」と涙を浮かべた。今年は初の1億円プレイヤーとなり、イン以外でもターンさえる。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 26.5% 71 0.13 2 15.7% 42 0.15 3 12.7% 33 0.15 4 15.3% 41 0.16 5 17.9% 48 0.14 6 11.6% 31 0.15 1着率2着率3着率
順位5位4524深 谷 知 博¥101,528,333
G1は2014年と今年2月、ともに地元浜名湖周年をインゼロ台スタートで制している。しかしSGでは準優の壁に跳ね返されていたが、今年10月大村のダービーでSG初優出、初優勝を達成。デビューから約12年、32歳でのダービー王誕生だった。「不安がなかったので思いきっていけました!」と勝因を語った。今年は5月17日に妻・鎌倉涼とともに同日優勝、しかも同じスタートタイミング、同タイムという奇跡もあった。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 22.5% 66 0.13 2 16.0% 47 0.16 3 12.9% 38 0.13 4 17.7% 51 0.12 5 16.0% 47 0.13 6 14.6% 43 0.13 1着率2着率3着率
順位6位3942寺 田 祥¥155,932,000
2017年8月若松のメモリアルでイン快勝しSG初優勝を8戦7勝、2着1本の準パーフェクトで達成。あれから3年、今年8月下関のメモリアルでも7戦6勝の準パーフェクトでSG2回目の優勝を飾った。その下関では「自分にとって地元SGを取るには最後のチャンスかなと思い、勝つんならぶっちぎりで」と2日目から胸に秘めていたそうだ。地元で結果を残せて最高の1年。勝ちだしたら止まらない寺田が3回目のGP挑戦だ。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 25.3% 64 0.15 2 15.0% 37 0.16 3 17.0% 43 0.13 4 19.7% 50 0.14 5 11.8% 30 0.15 6 11.0% 28 0.17 1着率2着率3着率
順位7位3960菊 地 孝 平¥105,976,000
10月初旬の児島G1(周年)では、全員SG覇者の強力メンバーの中で菊地はイン速攻快勝。この時点では賞金ランキングも3位に上がったのだが、その後F休みもあり、最終的には賞金7位でのグランプリ出場。5年連続9回目だが「最近3年間はずっとトライアル1stからの出場。1stの2日間はホントにきつくてしんどい。だから2ndから行けたらいいな」と語っていたが、結果は1stから。しかし初日1枠発進だ。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 20.7% 44 0.11 2 14.6% 31 0.12 3 19.8% 42 0.12 4 17.4% 37 0.11 5 18.4% 39 0.11 6 8.9% 19 0.13 1着率2着率3着率
順位8位3783瓜 生 正 義¥92,212,500
9月徳山のG1(ダイヤモンドカップ)の2日目に3艇での集団Fがあり、瓜生は11月中旬から12月中旬までF休みだった。蒲郡のチャレンジカップはF休み中で、当時は賞金6位にいたのだが、8位に下がってしまった。30日の休み明け初戦がグランプリ。2016年にはダービーとグランプリを制し、2億円オーバーで初めての年間獲得賞金1位に輝いた。平和島では2013年ダービーと今年10月G1(周年)を勝っている。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 23.4% 55 0.12 2 15.3% 36 0.12 3 16.6% 39 0.13 4 16.6% 39 0.12 5 16.1% 38 0.15 6 11.9% 28 0.16 1着率2着率3着率
順位9位3897白 井 英 治¥97,071,000
10月に師匠・今村豊さんが引退し、突然のことに驚き悲しみつつも「グランプリを取って恩返しをしたい」という気持ちを披露。師匠には「試運転に出て腕を磨け」と教えられ、師匠と一緒に参戦した記念レースでの足合わせが楽しみの一つだった。今年の白井は3月下関のG1(周年)でイン逃げ優勝、SGでは住之江オールスターと下関メモリアルで優出している。年間勝率は昨年も今年(12月5日現在)も峰竜太に続いての2位。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 28.1% 65 0.13 2 19.4% 45 0.12 3 20.3% 47 0.14 4 17.3% 40 0.15 5 12.5% 29 0.13 6 2.1% 5 0.14 1着率2着率3着率
順位10位3744徳 増 秀 樹¥88,742,500
SGでの優勝戦2着は2013年にチャレンジカップ、グランプリシリーズと2節連続であった。しかし、あと1歩が届かなかった。そんな徳増に喜びのときが訪れたのがデビューから25年半あまりが経過した今年6月宮島のグランドチャンピオンだった。エース機を引き、準パーフェクトペースで迎えた優勝戦。生きがいだという敬礼シーンが象徴する男らしく「濃い」イメージの徳増だが、吐きそうなほどの緊張感があったという。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 21.9% 53 0.13 2 12.4% 29 0.12 3 19.0% 46 0.14 4 19.0% 46 0.12 5 14.1% 34 0.11 6 13.2% 32 0.13 1着率2着率3着率
順位11位4337平 本 真 之¥109,877,000
今年は11月常滑のG1(周年)準優で2枠からインを取って逃げ、デビューから10年半で通算1000勝を達成。地元での記録到達と水神祭にうれしそうだった。平本はこれまで2014年平和島でグランプリシリーズ、2016年尼崎でオールスターとSGを2回優勝しているが、今年の賞金ペースはその2回の年を超えて自己最高を更新中。前述した平和島グランプリシリーズでは4枠で5コースカドからのダッシュまくりだった。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 21.1% 57 0.12 2 16.3% 44 0.13 3 16.3% 44 0.13 4 16.3% 44 0.11 5 16.6% 45 0.11 6 13.3% 36 0.13 1着率2着率3着率
順位12位4344新 田 雄 史¥101,875,606
今年の優勝は一般戦の2回だけだが(12月5日現在)、SG優出2回、G1優出5回と記念戦線での優出常連メンバーである。1着はもちろん多いが、5着、6着の少なさが新田の的確な読みとターンのうまさの証し。2013年に福岡のオールスターを3コース差しで制しSG初優勝、その年のグランプリ(池田浩二が優勝)では初出場にもかかわらず優出3着と並の器ではないことを証明。平和島は一般戦での優勝1回だけだが・・・。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 22.7% 55 0.12 2 15.7% 38 0.13 3 17.3% 42 0.15 4 18.1% 44 0.15 5 13.2% 32 0.14 6 12.8% 31 0.16 1着率2着率3着率
順位13位4418茅 原 悠 紀¥74,874,200
平和島開催のグランプリといえば、誰でもあの2014年、茅原の大外からの優勝シーンを思い浮かべるだろう。インには全勝優勝をかけた白井英治がいて、そこから井口佳典、太田和美、菊地孝平、石野貴之と並び、茅原までは人気が届かない。3カドまくりの太田に内が抵抗し、菊地がまくり差したが、そのさらに内へ茅原が差し込んだ。「ビックリして、ウソやろと思った」と本人がのちに振り返っている。6年の時を経て、ドラマ再び?進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 20.6% 48 0.14 2 13.7% 31 0.16 3 18.5% 42 0.14 4 15.9% 37 0.15 5 17.6% 41 0.15 6 13.3% 30 0.17 1着率2着率3着率
順位14位3415松 井 繁¥110,177,000
王者・松井が3年ぶりにグランプリへ戻ってきた。松井がいてこそ、グランプリの値打ちが上がるというものだろう。松井の生涯獲得賞金は38億円を突破しているが、1996年から2012年にかけての17年間で16回、1億円レーサーになっている(2億円台が6回)。たった1年だけ途切れた2005年はSG準優とG1優勝戦でのFが影響した。グランプリ優勝3回は松井をはじめ、野中和夫、植木通彦、田中信一郎の4人。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 23.5% 66 0.14 2 23.2% 65 0.14 3 22.8% 64 0.15 4 22.5% 63 0.15 5 6.7% 19 0.17 6 1.0% 3 0.18 1着率2着率3着率
順位15位4024井 口 佳 典¥73,565,266
井口にとっての平和島は出世プールだ。2007年29歳の時にクラシックでSG初優出。そして翌2008年30歳の時にオールスターでSG初優勝。それも5枠5コースからで、3コース白井英治がまくってふくれたところへまくり差しで飛び込み、4コース田中信一郎のアタマを抑えこみながらのスピードターン一撃。井口の名を全国に知らしめた。この年の井口は住之江のグランブリでも優勝し最高の年だった。得意水面で活躍必至。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 25.8% 57 0.15 2 14.2% 32 0.16 3 15.1% 34 0.16 4 17.8% 39 0.14 5 16.0% 36 0.12 6 10.7% 24 0.12 1着率2着率3着率
順位16位4296岡 崎 恭 裕¥71,069,951
福岡のファンはもちろんだろうが、平和島ファンにとっても岡崎はドラマの重要な登場人物だ。2010年平和島クラシックで優勝戦1号艇だった岡崎はなんとピット離れで2号艇の山口剛にインを奪われた。レースは壮絶、逃げた山口を濱野谷憲吾が差し、2周1M岡崎が猛アタック。3番手にいた山口がSG初優勝。岡崎は敗れたのだが、そのわずか2カ月後の浜名湖オールスターで見事雪辱のSG初V。岡崎にとっては出発点の平和島だ。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 23.7% 69 0.14 2 16.8% 49 0.15 3 17.1% 50 0.12 4 20.9% 61 0.12 5 15.4% 45 0.12 6 5.8% 17 0.13 1着率2着率3着率
順位17位4371西 山 貴 浩¥94,386,120
トークの面白さはボート界断トツ。オカの上では最高のパフォーマーだ。そんな西山が今年は水上でも飛躍した。9月徳山のG1(ダイヤモンドカップ)で「目をつぶりながらのスタート(02)で施行者の皆さん、すいません」とジョークを交えながら喜びのG1初優勝。「グランプリはあこがれの舞台。こんな僕でも出られたから、みんなに夢を与えられるかも」と感慨ひとしお。その一方、減量や練習などに努める一面が見逃せない。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 23.5% 69 0.13 2 16.8% 50 0.14 3 18.5% 54 0.14 4 15.8% 47 0.15 5 16.1% 48 0.14 6 9.0% 27 0.16 1着率2着率3着率
順位18位3573前 本 泰 和¥73,885,000
広島支部は西島義則、市川哲也、辻栄蔵、さらには山口剛らが記念戦線をリードしてきていたが、ここ数年は前本が最も好成績だ。2007年5月唐津から7月多摩川にかけての7節連続優勝というボート界最多記録は少々古くなったが、2013年住之江のグランプリシリーズではデビューから21年半でのSG初優出、初優勝。さらに2017年には一般戦優勝6回、SG優出2回でグランプリ1stを走っている。3年ぶりの大舞台だ。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 27.7% 78 0.15 2 23.1% 65 0.16 3 22.7% 64 0.17 4 16.0% 45 0.18 5 6.4% 18 0.20 6 3.9% 11 0.17 1着率2着率3着率