ピックアップレーサー
THE GRAND PRIX SERIES2021.12.14〜12.19
関東4787 椎名豊

椎名豊は賞金ランキング45位(11月28日時点)に入ってグランプリシリーズの切符を獲得した。今年の椎名は5月の大村G2モーターボート誕生祭での優勝や、10月のG1びわこ周年での優出4着、11月の津G3企業杯での優勝など印象的な活躍を連発。30節走って17優出7V(12月4日時点)という見事な結果を残してきた。
13年11月のデビューから約8年でたどり着いたSG初出場の舞台。113期生ではSG出場一番乗りとなる。すでに来年のボートレースクラシックは出場当確で、オーシャンカップの選考争いでも出場圏内につけている状態。これから椎名がSG戦線を沸かせる機会が増えてきそうだ。
進入コース別成績 | ||||||
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進入コース | 進入率 | 出走回数 | 平均ST | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
1 | 18.6% | 51 | 0.13 | 84.3% | 3.9% | 5.8% |
2 | 16.0% | 44 | 0.13 | 38.6% | 20.4% | 15.9% |
3 | 19.3% | 53 | 0.14 | 35.8% | 22.6% | 11.3% |
4 | 13.8% | 38 | 0.13 | 34.2% | 23.6% | 5.2% |
5 | 14.2% | 38 | 0.15 | 10.5% | 10.5% | 15.7% |
6 | 17.8% | 49 | 0.13 | 14.2% | 20.4% | 12.2% |
東海3959 坪井康晴

坪井康晴は11月のSGチャレンジカップが開幕する時点で賞金ランキング16位につけていた。しかしチャレンジカップで準優3着に終わって惜しくも優出を逃し、これが大きな痛手となることに。優勝した辻栄蔵や優出した瓜生正義らに追い越され、賞金ランキング20位(11月28日時点)まで転落してしまった。あと一歩のところまで迫っていた5年ぶり7回目のグランプリ出場は夢と消えた。
それでも近況の坪井は10月のびわこ周年で優出2着に入るなどリズム上々。グランプリシリーズでは16年ボートレースクラシック以来となる久々のSG制覇へチャンス十分だろう。
進入コース別成績 | ||||||
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進入コース | 進入率 | 出走回数 | 平均ST | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
1 | 21.5% | 60 | 0.14 | 83.3% | 6.6% | 1.6% |
2 | 18.2% | 51 | 0.17 | 19.6% | 29.4% | 19.6% |
3 | 14.7% | 41 | 0.14 | 14.6% | 26.8% | 29.2% |
4 | 17.9% | 50 | 0.16 | 14.0% | 32.0% | 28.0% |
5 | 18.2% | 51 | 0.14 | 13.7% | 17.6% | 21.5% |
6 | 9.3% | 26 | 0.13 | 7.6% | 11.5% | 26.9% |
近畿4013 中島孝平

中島孝平は賞金ランキング24位で迎えた11月の多摩川SGチャレンジカップで優出5着に入る活躍。予選を8位で通過し、準優3号艇で2着をもぎ取り、18年ボートレースオールスター以来となる約3年6カ月ぶりのSG優出を果たした。しかし逆転のグランプリ出場へは惜しくもあと一歩及ばず、賞金ランキング19位(11月28日時点)の次点という無念の結果に。18位の選手とはわずか約135万円差だった。
この悔しさをグランプリシリーズにぶつけたいところ。住之江は10年グランプリで優勝するなど記念12優出1Vという抜群の実績を誇るだけに楽しみだ。
進入コース別成績 | ||||||
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進入コース | 進入率 | 出走回数 | 平均ST | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
1 | 22.2% | 68 | 0.13 | 85.2% | 7.3% | 0.0% |
2 | 16.0% | 49 | 0.14 | 18.3% | 34.6% | 18.3% |
3 | 16.6% | 51 | 0.14 | 21.5% | 25.4% | 29.4% |
4 | 16.3% | 50 | 0.14 | 16.0% | 28.0% | 24.0% |
5 | 15.0% | 46 | 0.12 | 8.7% | 30.4% | 15.2% |
6 | 13.7% | 42 | 0.16 | 0.0% | 7.1% | 30.9% |
四国4450 平高奈菜

グランプリシリーズには女子レーサーが2人参戦。女子賞金ランキング(11月28日時点)1位の遠藤エミと2位の平高奈菜が出場だ。遠藤は2年ぶり4回目、平高は6年ぶり2回目のグランプリシリーズ参戦になる。
特に注目したいのは平高だ。住之江は今年6月にオールレディースで優勝するなど当地6優出2Vと好相性の水面。また平高はこれまでSGを15節走って予選突破は1回だけだが、その唯一のSG準優出が昨年の住之江ボートレースオールスターだ。得意の住之江でSG初優出を目指したいところ。次節の福岡クイーンズクライマックスへ弾みをつけたい一節にもなる。
進入コース別成績 | ||||||
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進入コース | 進入率 | 出走回数 | 平均ST | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
1 | 23.5% | 71 | 0.14 | 85.9% | 7.0% | 1.4% |
2 | 18.6% | 55 | 0.15 | 20.0% | 38.1% | 21.8% |
3 | 14.6% | 44 | 0.16 | 15.9% | 31.8% | 20.4% |
4 | 18.6% | 56 | 0.14 | 14.2% | 28.5% | 19.6% |
5 | 14.2% | 43 | 0.14 | 16.2% | 18.6% | 23.2% |
6 | 10.3% | 31 | 0.13 | 3.2% | 25.8% | 19.3% |
中国4205 山口剛

山口剛は今年SGを4節走ってすべて予選突破という安定ぶり。児島グランドチャンピオンで予選17位(準優5着)、芦屋オーシャンカップで予選18位(準優6着)、平和島ボートレースダービーで予選12位(準優3着)に入り、多摩川チャレンジカップでは予選12位から準優2着を取って優勝戦(4着)まで駒を進めた。山口にとって年間SG準優出4回は自己ベストの数字だ。
賞金ランキング23位(11月28日時点)でグランプリ出場はならなかったが、シリーズ戦で暴れ回りそうな気配は十分。10年ボートレースクラシック以来となる2回目のSG制覇を狙いたいところだ。
進入コース別成績 | ||||||
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進入コース | 進入率 | 出走回数 | 平均ST | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
1 | 24.2% | 71 | 0.12 | 78.8% | 7.0% | 1.4% |
2 | 16.3% | 47 | 0.13 | 23.4% | 34.0% | 14.8% |
3 | 16.0% | 46 | 0.12 | 21.7% | 23.9% | 21.7% |
4 | 18.4% | 54 | 0.12 | 16.6% | 27.7% | 27.7% |
5 | 13.6% | 40 | 0.12 | 10.0% | 25.0% | 25.0% |
6 | 11.2% | 33 | 0.14 | 0.0% | 21.2% | 30.3% |
九州3623 深川真二

昨年平和島で行われたSGグランプリシリーズを制したのは深川真二だ。予選を1・1・3・2・5着の3位で通過した深川は、準優1号艇できっちりイン逃げを決めて3年ぶりのSG優出をマーク。そして2号艇で迎えた優勝戦では、インから先マイする池田浩二を2コースから鮮やかに差し切って頂点に立った。深川にとってはこれが17年の平和島ボートレースダービー以来、約3年2カ月ぶりとなる2回目のSG制覇だった。
グランプリシリーズは97年からSGに格上げされ、それ以降24回行われているが、2連覇を達成した選手は意外にもまだゼロ。深川が史上初の記録を目指してどんな戦いを見せるのか注目だ。
進入コース別成績 | ||||||
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進入コース | 進入率 | 出走回数 | 平均ST | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
1 | 28.3% | 76 | 0.13 | 68.4% | 11.8% | 11.8% |
2 | 52.6% | 139 | 0.15 | 23.7% | 35.2% | 15.8% |
3 | 17.9% | 48 | 0.13 | 16.6% | 27.0% | 27.0% |
4 | 0.7% | 2 | 0.11 | 0.0% | 50.0% | 0.0% |
5 | % | 0 | - | -% | -% | -% |
6 | 0.3% | 1 | 0.08 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |