QUEENS CLIMAX出場予定選手
順位1位4502遠 藤 エ ミ¥82,668,200 (滋 賀)
102期の養成期間中は勝率3.92で女子6人の中でも5番目だったが、それから約14年後にボート界の歴史を塗り替えた。「たくさん迷って悩んだ」日々を乗り越え、今年3月大村のクラシックで女子レーサー初のSG優勝を達成。「歴史に名を刻みたいと思っていて、それがかなって本当にうれしい。緊張から逃げないように、負けないようにと強い気持ちでいくようになった」のが成長と振り返ったが、GPでさらに大きく成長した。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率 1 21.7% 58 0.12 67.2% 12.0% 8.6% 2 15.3% 41 0.13 26.8% 29.2% 14.6% 3 15.7% 42 0.14 16.6% 38.1% 21.4% 4 16.4% 43 0.14 16.2% 23.2% 20.9% 5 16.1% 43 0.15 4.6% 16.2% 23.2% 6 14.6% 39 0.17 5.1% 2.5% 20.5% 順位2位4450平 高 奈 菜¥54,641,000 (香 川)
今年は5月中旬までに優勝4回、そして5月末の宮島SGオールスターではSG初優出での6着。ここまでは順風満帆だったが、6月の唐津SGグランドチャンピオンあたりから、勝率7点台だったのが6点台前半にまで下降。11月鳴門のG2レディースCCでも節間1勝に終わり「最近不甲斐なくて申し訳ありません。ペラはいろいろ試したんですが、乗りづらくて。リズムの問題でしょうが…」と悩む。が、平高はそんな時こそ立ち直る。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率 1 22.9% 65 0.14 69.2% 7.6% 7.6% 2 16.6% 47 0.15 25.5% 23.4% 25.5% 3 18.0% 51 0.15 13.7% 15.6% 25.4% 4 14.8% 41 0.15 19.5% 24.3% 21.9% 5 13.4% 38 0.13 7.8% 15.7% 26.3% 6 14.1% 40 0.13 5.0% 12.5% 12.5% 順位3位4482守 屋 美 穂¥48,290,000 (岡 山)
SG、G1の出場を多数含みつつ、5月宮島のSGオールスターからイン戦24連勝(12月12日現在)という強さ。逃げのスタイルは完全に確立されている。本人は「インでしか勝てない」と恥じらうが、12月の下関周年では男子5人を相手に2コースからスカッとまくり勝ちもしている。クイーンズクライマックスは6回出場して5回優出という高突破率。ただ着順は4・6・6・5・6。2枠か5・6枠だったので、今度こそ1枠を。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率 1 19.5% 48 0.14 87.5% 4.1% 2.0% 2 19.5% 48 0.15 31.2% 16.6% 18.7% 3 17.8% 44 0.16 6.8% 18.1% 20.4% 4 12.6% 31 0.17 32.2% 16.1% 6.4% 5 16.6% 41 0.19 4.8% 14.6% 19.5% 6 13.8% 34 0.19 8.8% 5.8% 20.5% 順位4位4050田 口 節 子¥54,941,266 (岡 山)
昨年9月の福岡で「一番取りたいタイトルだった」という24場制覇を達成。23場目からの7年は長いようで長くなく、今節が一番苦しかった」と大粒の涙をこぼした。そして昨年末には同じ福岡で、クイーンズクライマックスをまくって初戴冠、「信じられないような最高の一年」だった。今年は女子戦でのV2のみだが(12月12日現在)、勝率7.42、優出14回はいずれも女子トップだ。いい時も悪い時も一生懸命に、が合言葉。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率 1 26.3% 63 0.12 80.9% 7.9% 3.1% 2 15.9% 38 0.14 36.8% 28.9% 15.7% 3 15.4% 37 0.13 24.3% 18.9% 13.5% 4 14.6% 35 0.13 28.5% 22.8% 14.2% 5 15.4% 37 0.16 21.6% 18.9% 21.6% 6 12.1% 29 0.19 3.4% 17.2% 27.5% 順位5位4387平 山 智 加¥42,150,533 (香 川)
冬場に強いともいえる平山智加がリズム上向きだ。2013年に尼崎周年を勝った時も12月児島から1月常滑、そして1月尼崎と3節連続優勝。その年の12月になって、今度は芦屋クイーンズクライマックスを制した。2017年から2019年にかけては長欠が多かったが、2020年にはレディースチャンピオンをまくって制し、今年もレディースチャンピオンで6枠から前付け準V。9月児島では男子5人相手に優勝と調整上向き。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率 1 22.2% 56 0.14 66.0% 10.7% 7.1% 2 16.6% 42 0.15 28.5% 21.4% 16.6% 3 16.6% 42 0.14 19.0% 28.5% 14.2% 4 17.0% 43 0.15 11.6% 23.2% 23.2% 5 12.3% 31 0.15 3.2% 12.9% 22.5% 6 15.0% 38 0.16 0.0% 10.5% 18.4% 順位6位3900香 川 素 子¥39,343,000 (滋 賀)
「45歳になって、まさかこんな優勝ができるなんて」と香川自身がビックリ顔だったのが、8月丸亀のレディースチャンピオン。香川も好モーターだったが、それ以上に快速の1枠實森美祐が深インからFに散り、4カドから差していた香川が繰り上がっての優勝だった。息子の颯太も2019年にデビューし、現在は4点台勝率と成長中。息子を見守りつつ、母は夏・冬の女王連覇という偉業に挑む。道中戦の競り強さはトップ級。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率 1 20.3% 54 0.16 70.3% 16.6% 1.8% 2 16.1% 43 0.18 13.9% 37.2% 13.9% 3 18.4% 49 0.18 12.2% 32.6% 22.4% 4 16.9% 45 0.15 11.1% 26.6% 24.4% 5 16.5% 44 0.19 4.5% 11.3% 27.2% 6 11.6% 30 0.19 0.0% 10.0% 20.0% 順位7位4823中 村 桃 佳¥37,815,838 (香 川)
2018年びわこのG2レディースオールスターで藤崎小百合、山川美由紀らを抑えてイン逃げ優勝。今年は11月鳴門のG2レティースチャレンジカップでも大外からのまくり差しで優勝してG2戦V2となり、ここ一番での破壊力のすごさを改めて見せつけた。それでも、「最近は消化不良のレースが多く、旦那さん(竹田和哉)にも下手くそと言われるので、もっとターンを磨きます」と意欲満々だ。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率 1 24.3% 62 0.13 72.5% 12.9% 8.0% 2 15.6% 40 0.13 30.0% 30.0% 20.0% 3 14.9% 37 0.12 16.2% 27.0% 21.6% 4 19.2% 49 0.11 16.3% 26.5% 22.4% 5 14.9% 38 0.12 18.4% 18.4% 7.8% 6 10.9% 28 0.17 3.5% 7.1% 35.7% 順位8位4804高 田 ひかる¥38,626,500 (三 重)
男子を含めた全選手の中で、2年連続展示タイム順位のトップに君臨。その数値は1.16と限りなく1に近く、藤山翔大や菅章哉をリードしている。高田ひかるは驚異的な伸びを駆使し、今年の勝ち星はイン逃げ33本に対し、まくりの方が38本と多い(12月13日現在)。5月宮島のオールスターではSG初出場を果たした。「自分がやる事やって集中したら優勝できる」と思った鳴門レディースCCではイン4着。挽回の時となった。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率 1 21.7% 60 0.18 55.0% 18.3% 8.3% 2 14.8% 41 0.18 31.7% 17.0% 19.5% 3 16.3% 45 0.18 37.7% 20.0% 11.1% 4 19.2% 52 0.20 17.3% 21.1% 19.2% 5 14.8% 41 0.18 9.7% 24.3% 21.9% 6 13.0% 36 0.16 13.8% 13.8% 11.1% 順位9位3435寺 田 千 恵¥36,159,000 (岡 山)
今となってはもう伝説だろうか、2001年唐津のグランドチャンピオンで女子レーサー初のSG優出、しかも1枠だ。ところが進入で強烈な誘い込みに遭って深インになり過ぎ5着。それでもこの年にマークした6721万円は女子最高賞金として長く残ったが、今年ついに遠藤エミに抜かれた。とはいえ、クイーンズクライマックスに第1回からフル出場という記録はもう誰にも抜けない。ベテランの業で初戴冠なるか。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率 1 24.4% 67 0.16 65.6% 22.3% 8.9% 2 16.7% 46 0.15 34.7% 28.2% 17.3% 3 16.0% 44 0.16 22.7% 22.7% 18.1% 4 16.4% 45 0.15 17.7% 26.6% 26.6% 5 15.6% 43 0.15 4.6% 37.2% 27.9% 6 10.5% 28 0.16 0.0% 17.8% 25.0% 順位10位4123細 川 裕 子¥35,852,000 (愛 知)
今年1月からの細川裕子の勝率は7.07。女子レーサーの中では田口節子、寺田千恵に次いで3番目に高い(12月13日現在)。それでいて平均STは18と女子全体の中で120番目前後。ここから何が言えるかだが、同体からの切れ味いいターンと展開を読む力の確かさだろう。11月鳴門のG2レディースCCでは初日連勝発進から優出3着。「前の人(仲谷颯仁)を信じて、最近の中では一番よかった」と舟の向きなどに好感触だ。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率 1 24.1% 67 0.18 64.1% 17.9% 5.9% 2 18.7% 52 0.18 38.4% 25.0% 15.3% 3 16.5% 45 0.18 17.7% 31.1% 20.0% 4 14.3% 39 0.17 17.9% 25.6% 28.2% 5 15.1% 42 0.17 9.5% 21.4% 26.1% 6 11.1% 29 0.18 6.9% 13.7% 24.1% 順位11位4190長 嶋 万 記¥37,472,333 (静 岡)
今年は優勝3回。その3回目は11月蒲郡の一般戦で、男子5人相手の痛快Vだった。欲しかった2枠で直前まで調整し「バッチリ」の状態での2コース差しだった。「年末への思いはあるんですが、今だけに集中して優勝。やっぱりこれが自分には合ってるのかな」と一つ学んだ。G2鳴門レディースCCでは「伸びは高田ひかるさんや田口節子さんと比べると普通ですが、ターン回りはしっかり。これが自分のスタイル」と納得。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率 1 21.6% 58 0.15 79.3% 6.9% 5.1% 2 16.0% 43 0.15 27.9% 23.2% 11.6% 3 17.1% 46 0.15 15.2% 32.6% 34.7% 4 16.4% 44 0.16 11.3% 25.0% 29.5% 5 15.6% 42 0.15 14.2% 21.4% 14.2% 6 13.0% 35 0.18 0.0% 8.5% 34.2% 順位12位4011堀之内 紀代子¥30,544,500 (岡 山)
チルトを跳ねだしたのは今年9月の蒲郡から。モーターの前操者・仲道大輔(愛知22歳)がチルを2度や3度にしていて、堀之内紀代子も3度で乗ってみたら初日いきなりのまくり連勝。「自分が5、6コースにいても誰も怖くないと思うので…」という気持ちと合致した。それからは各地でチルトを跳ね、チルト1度までならピット離れも耐えられると、レースによって考える。住之江のチルトは1.5度まで。新生・堀之内が魅力だ。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 1着率 2着率 3着率 1 20.4% 52 0.17 67.3% 21.1% 5.7% 2 11.8% 30 0.18 36.6% 16.6% 13.3% 3 16.9% 43 0.17 23.2% 34.8% 13.9% 4 16.9% 43 0.16 20.9% 27.9% 13.9% 5 16.1% 41 0.15 21.9% 14.6% 19.5% 6 17.7% 45 0.15 13.3% 13.3% 13.3%