ピックアップレーサー

GRAND CHAMPIONSHIP
2022.06.21
〜06.26

関東4075 中野次郎
思い出の唐津で中野次郎が魅せる!
中野次郎が全国区に名を轟(とどろ)かせたのが06年に唐津で行われた新鋭王座決定戦だった。優勝戦で鮮やかな2コース差しを決めて記念初Vを飾り、第20代新鋭チャンプの座に。当時24歳の若者は将来を嘱望され、このままスターダムを駆け上がるかと思われた。
あれから約16年の時が経った。G1タイトルは5つまで伸ばした中野だが、SGは4優出0Vでまだタイトルを手にしていない。いつ勝っても不思議ではない力を持っているが、頂点にはたどり着けずにいる。G1初Vの地・唐津で行われるグランドチャンピオンで悲願のSG初Vを狙いたいところ。41歳となった中野が栄冠をつかむのか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.9%580.1174.1%8.6%6.9%
213.4%340.1423.5%35.2%14.7%
315.4%390.1320.5%15.3%38.4%
420.9%530.1322.6%18.8%24.5%
513.4%340.1414.7%8.8%44.1%
613.8%350.158.5%8.5%34.2%
東海4586 磯部誠
磯部誠が今度こそSG初優出へ!
磯部誠は5月のSGボートレースオールスターで予選トップ通過の活躍。3日目から3コースまくり差し、イン逃げ、5コースまくり差しで3連勝を飾るなど快走を連発し、1・3・5・1・1・1着でシリーズリーダーの座を奪った。しかし1号艇で迎えた準優でまさかのイン戦5着に終わって敗退。目の前にあったSG初優出を取り逃がす無念の結果となった。
それでもSG制覇の夢がもう手の届くところにあることをはっきり確認できたことだろう。唐津グランドチャンピオンでは今度こそSG初優出を果たし、SG初Vへ挑戦したいところ。自信を深めた磯部が再び快走を演じる可能性十分だ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.9%530.1284.9%5.6%1.8%
215.7%380.1326.3%42.1%10.5%
315.7%380.1523.6%23.6%21.0%
418.6%450.1422.2%22.2%24.4%
514.5%350.1417.1%28.5%28.5%
613.2%320.146.2%6.2%21.8%
近畿3388 今垣光太郎
唐津SG連覇がかかる今垣光太郎!
唐津でSGが開催されるのは約11年7カ月ぶりと久々。前回は10年のチャレンジカップで、そのとき優勝したのは今垣光太郎だった。予選を2・2・1・5・2・1着でトップ通過し、準優・優勝戦はイン逃げで快勝。今垣にとってSG通算8回目の優勝だった。
その後もトップレーサーとして活躍を続けている今垣だが、この11年7カ月の間に積み上げたSGタイトルは1つだけ。16年グランプリシリーズのみだ。SG優出も17年ボートレースダービーが最後で5年近く遠ざかっている状態。唐津は好相性なだけに久々にSGで大暴れする姿を見たいところ。唐津SG2連覇を目指す。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.4%560.1562.5%16.0%10.7%
216.3%390.1717.9%38.4%20.5%
311.3%270.1525.9%22.2%11.1%
426.3%630.1725.4%22.2%23.8%
510.8%260.187.6%7.6%30.7%
611.7%280.157.1%14.2%32.1%
四国4387 平山智加
平山智加ら女子4人に注目!
唐津グランドチャンピオンには女子レーサーが4人出場する。平山智加、平高奈菜、守屋美穂、遠藤エミだ。3月の大村SGボートレースクラシックでは遠藤がSG初優出初V、5月の宮島SGボートレースオールスターでは平高がSG初優出と、今年はSG戦線で女子レーサーが大暴れしているだけに目が離せない。
特に注目したいのは平山だ。5月のオールスターでは節間0勝と見せ場をつくれず、女子9人のなかで最下位となる予選46位の惨敗。悔しい思いを味わった。平山はこれまでSGには25回出場しているが、予選突破は14年ボートレースメモリアルの1回だけ。まずは2回目のSG準優出を目指したい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.7%580.1363.7%15.5%6.9%
217.6%450.1524.4%17.7%20.0%
312.9%330.1412.1%15.1%36.3%
418.0%460.1613.0%23.9%23.9%
514.1%360.148.3%19.4%13.8%
614.5%370.170.0%10.8%21.6%
中国3573 前本泰和
前本泰和が大会2連覇を狙う!
昨年のSG第31回グランドチャンピオンは児島で開催され、前本泰和が優勝。予選を1・3・2・1・4・3着の5位で通過し、準優で2コース差しを決めて優出切符を獲得。準優1号艇の3人がいずれも敗れる波乱となり、前本にポールポジションが転がり込んできた。そしてこのチャンスを生かし、優勝戦はインからコンマ07の好スタートで逃げ快勝。13年のグランプリシリーズ以来、約7年6カ月ぶりとなる自身2回目のSG制覇を果たした。
今年はタイトル防衛を目指す戦いだ。唐津は18年に周年記念で優勝した経験もある好相性水面。2連覇を成し遂げても不思議ではないだろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
127.3%710.1571.8%9.8%11.2%
224.2%630.1526.9%30.1%17.4%
318.8%490.1614.2%26.5%28.5%
418.8%480.1525.0%12.5%20.8%
58.4%220.160.0%13.6%31.8%
62.3%60.150.0%16.6%16.6%
九州3623 深川真二
地元の期待を背負う深川真二!
唐津でグランドチャンピオンが開催されることが決まったとき、こうなることを予想した人は少なかっただろう。地元の佐賀支部から参戦するのが深川真二ただ一人。予想外の少人数になってしまった。
地元の期待は深川がすべてを背負うことになった。唐津で通算72優出25Vの実績を誇り、当地G1優勝も2回経験している深川ならこの逆境を跳ね返すことも可能だろう。今年ここまで5優出2Vと近況リズムはまずまず。4月末に唐津GWレースを走って優出5着に入り、グラチャンへの準備もしっかり整えたはずだ。必勝を期して臨む深川がV争いを沸かせる存在となってくるのか。
※欠場となりました
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
127.0%760.1268.4%13.1%7.8%
251.9%1460.1513.7%34.9%17.8%
319.9%560.1323.2%19.6%23.2%
41.0%30.130.0%33.3%33.3%
5%0-%-%-%
6%0-%-%-%