ピックアップレーサー

YOUNG DERBY
2022.09.20
〜09.25

関東4825 倉持莉々
絶好調の倉持莉々が地元で魅せる!
多摩川ヤングダービーには女子レーサーが9人参戦。渡邉優美、大豆生田蒼、中川りな、高田ひかる、中村桃佳、倉持莉々、大山千広、中田夕貴、中村かなえだ。女子初のヤングダービー制覇へ期待感十分のメンバーがそろった。
なかでも注目したいのは地元東京支部の倉持莉々だ。今年1月の徳山男女ダブル戦でデビュー初Vを飾り、8月の福岡ヴィーナスシリーズで2回目の優勝をマーク。大きな飛躍を見せている22年シーズンだ。女子賞金ランキングでも14位(9月8日時点)につけており、クイーンズクライマックス初出場が狙える位置。地元ヤングダービーで大きな賞金を上積みしてベスト12入りへ前進したい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
120.7%470.1372.3%12.7%6.3%
216.3%370.1518.9%29.7%27.0%
319.8%450.1422.2%28.8%17.7%
417.1%390.1415.3%41.0%17.9%
514.1%320.146.2%18.7%21.8%
611.8%270.163.7%11.1%18.5%
東海4933 板橋侑我
近況復調著しい板橋侑我!
板橋侑我がリズムを上げてきた。前期勝率5.96で3期ぶりのA2級降格を喫した板橋だが、今期に入って勝率6.63(9月8日時点)と一気に復調。5月のG1津周年で優出3着の活躍を見せ、7月のG2江戸川MB大賞でも節間オール3連対で優出3着に入るなどG2以上でも結果を残している近況だ。
ヤングダービーは過去2回出場しているがいずれも予選落ち。昨年の徳山大会は予選19位の次点という悔しい結末だった。今年はまず大会初準優出が最低限のノルマだろう。近況のリズムなら昨年11月の浜名湖周年に続く2回目のG1制覇も十分に射程圏。26歳でのヤング王者奪取を
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
117.4%410.1270.7%19.5%0.0%
218.7%440.1311.3%31.8%22.7%
314.8%350.1120.0%8.5%31.4%
417.4%410.1517.0%29.2%9.7%
514.8%350.1511.4%17.1%17.1%
616.6%390.155.1%2.5%17.9%
近畿4877 鈴谷一平
鈴谷一平のまくり差しに注目!
鈴谷一平は8月の鳴門戦で待望のデビュー初V。初日に5コースまくり差し、2日目に4コースまくり差し、3日目に3コースまくり差しを決めるなど圧巻の走りを連発して予選トップ通過し、準優・優勝戦はイン逃げで快勝して通算8回目の優出でついに初優勝を手にした。
これで勢いに乗った鈴谷は、翌節のG2児島MB大賞でも予選4位に入る大活躍。初日に3コースまくり差し、4日目には5コースまくり差しを2本決めて高配当を連発した。これまでまくり速攻のイメージが強かった鈴谷だが、近況はまくり差しのキレ味が急上昇中。多摩川ヤングダービーでも静水面を切り裂くターンを見せるのか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
119.4%470.1561.7%14.8%8.5%
215.2%370.1418.9%29.7%16.2%
315.2%370.1318.9%18.9%16.2%
415.7%380.1531.5%2.6%18.4%
518.1%440.1411.3%18.1%20.4%
616.1%390.1510.2%10.2%17.9%
四国4772 石丸海渡
ウエスタン覇者の石丸海渡!
石丸海渡は6月に福岡で行われたG3ウエスタンヤングで優勝。2・2・1・2・1・1・1・1着のオール2連対で圧勝して西のヤング王者に輝いた。初日に56.6キロだった体重を最終日には54.7キロまで絞る気迫を見せての優勝だった。
石丸はその後も8月の浜名湖戦で西山貴浩や江口晃生らを破って優勝するなどリズム上々。9月の大一番に向けて準備を整えてきた。石丸はヤングダービーに過去3回出場しているがまだ予選突破がない。現在29歳のためヤングダービー出場は今回がラスト。なんとしても結果が欲しいところだろう。ウエスタン覇者の誇りを胸に、気迫の戦いを見せるはずだ
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.4%620.1274.1%16.1%4.8%
211.7%310.1129.0%12.9%19.3%
317.4%460.1115.2%21.7%23.9%
419.3%500.1326.0%22.0%12.0%
513.2%350.1211.4%14.2%17.1%
614.7%380.125.2%15.7%15.7%
中国4886 入海馨
入海馨が2年連続優出を狙う!
入海馨は昨年の徳山ヤングダービーで優出5着の活躍。予選を18位のギリギリで突破し、準優は6コースから3着。しかし2着の井上一輝が不良航法で賞典除外となり、繰り上がりでG1初優出を手にした。ヤングダービー初出場での大会初優出だった。
入海は前期勝率6.21でわずか0.01届かずA2級降格を喫したが、今期勝率は6.58(9月8日時点)と復調ムード。ヤングダービー2年連続優出へ意欲十分だろう。また来年のSGオーシャンカップが地元児島での開催に決定。このヤングダービーももちろん選考対象レースのひとつだ。ここで優出して選考ポイントを稼げば地元SGへの夢も広がってくる。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
120.0%470.1761.7%8.5%12.7%
219.2%440.1622.7%31.8%22.7%
318.3%430.1318.6%34.8%16.2%
411.9%280.1417.8%14.2%3.5%
514.1%320.159.3%18.7%28.1%
616.2%370.180.0%2.7%32.4%
九州4831 羽野直也
羽野直也が大会史上初の連覇へ!
昨年の徳山ヤングダービーを制したのは羽野直也だ。予選を2・3・1・2・1・3着でトップ通過し、準優・優勝戦は他を寄せ付けずイン逃げで快勝。節間オール3連対の圧勝劇で第8代ヤング王者の座についた。羽野にとっては17年大村周年以来となる2回目のG1制覇だった。
今年はタイトル防衛を目指す戦いだ。これまでヤングダービーで連覇を達成した選手はゼロ。連覇をかけて翌年も出場した選手は2人いるが、17年の松田大志郎は予選落ち、19年の関浩哉は準優敗退に終わっている。羽野がどこまで勝ち上がるのか注目したいところ。まずは選考勝率1位でつかんだ初日ドリーム戦1号艇で幸先良いスタートを切りたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.3%560.1182.1%10.7%1.7%
215.9%400.1022.5%37.5%10.0%
315.5%390.1328.2%12.8%20.5%
417.1%430.1225.5%20.9%25.5%
515.9%400.125.0%30.0%27.5%
613.1%330.140.0%12.1%24.2%