グランプリ 出場予定選手
優勝戦グランプリ
出場予定選手
順位1位4262馬 場 貴 也¥187,346,000 (滋 賀)
2019年に年間V8(一般戦V7、グランプリシリーズV)を決めたときに年間獲得賞金1億0284万円で初めて1億円レーサーになったが、今年は既に年間V7(一般戦V3、G2V1、G1V2、ダービーV)で1億4000万円に迫り、自己最高を更新中だ。ウイリーモンキーの進化系ターンで、瞬間的に他艇より1艇身以上前に出る。全速スタートを行くためにどうするか、ターン出口の返りをどうつけるか、に苦心を重ねている。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 23.0% 67 0.11 2 16.1% 47 0.12 3 16.4% 48 0.14 4 18.2% 53 0.14 5 13.0% 38 0.15 6 13.0% 38 0.14 1着率2着率3着率
順位2位4205山 口 剛¥129,058,457 (広 島)
ここまでの1年を振り返り、「予選落ちが本当に少なかった。どんなエンジンを引いても1走に集中し続けて、コツコツやってきた結果だと思います」とアプローチの仕方には満足感を漂わせる。「トライアル1号艇は絶対的に有利ですから」と、まずは好ポジション。平和島クラシックを勝った2010年以来、12年ぶり2回目の1億円レーサーの道だ。今年は一般戦とG1の優勝が1回ずつ。SGでの4回優出(2着3回)が利いた。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 23.9% 68 0.11 2 15.4% 43 0.12 3 15.4% 44 0.13 4 19.0% 52 0.12 5 15.4% 44 0.12 6 10.5% 29 0.12 1着率2着率3着率
順位3位4459片 岡 雅 裕¥115,966,485 (香 川)
デビューから16年、今年は最高の年。賞金的には初めてG1(びわこ周年)を勝った2017年に4000万円に到達し、その付近が5年続いた。そして今年は浜名湖のメモリアルで、返還艇があったとはいえ、大外6号艇でのSG初V達成。「信じられない。必死でした」と流れる涙をぬぐった。とうとう1億円レーサーになる日が目前だ。「まだまだ足りていない部分はいっぱいあるんですが、頑張っていきたい」と誠実に語る。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 21.2% 57 0.13 2 16.7% 45 0.12 3 14.9% 40 0.13 4 16.0% 43 0.11 5 17.5% 47 0.11 6 13.4% 36 0.15 1着率2着率3着率
順位4位3779原 田 幸 哉¥118,830,000 (長 崎)
もう20年前、2002年からは3年連続で1億円レーサーだった。昨年は蒲郡メモリアルで12年ぶりのSG優勝を果たし、1億円台にカムバック。そして今年も宮島のオールスターを制した。ただ、夏以降のレースを自身で振り返ると「最近の自分の流れに焦りがあるのかな、エンジンの性能を全く引き出せていない。年末も優勝を狙ってたんですが、あまりにも情けない。あきらめず、自分を信じて」の決意だ。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 23.2% 65 0.11 2 16.4% 46 0.11 3 22.1% 62 0.11 4 16.7% 47 0.12 5 11.0% 31 0.10 6 10.3% 29 0.10 1着率2着率3着率
順位5位4524深 谷 知 博¥114,208,000 (静 岡)
11月末の鳴門チャレンジカップでは鎌倉涼が11Rレディース優勝戦6枠、深谷知博が12RのSG優勝戦6枠で夫婦そろっての6枠優出。2020年5月17日には深谷が桐生で、鎌倉が尼崎で同日1枠優勝。しかもSタイミングも勝ちタイムもそっくり同じという奇跡を起こした2人だけに注目されたが、深谷だけ優勝した。それでもバック3番手からの逆転優勝には、すごい流れが感じられた。2回目の1億レーサーが目前。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 22.4% 62 0.11 2 12.3% 34 0.13 3 18.8% 52 0.12 4 17.7% 49 0.13 5 13.4% 37 0.15 6 15.2% 42 0.13 1着率2着率3着率
順位6位3960菊 地 孝 平¥96,310,000 (静 岡)
静岡支部を引っ張ってきた先輩選手たちに感謝しつつ、菊地自身も24年間のレーサー生活でSG優出32回のV5。服部幸男の24優出V4を超えている。1億円突破も既に6回経験しているが、服部の1997年、2億5555万円にはまだ届いていない。今年の菊地はSG優勝戦での1枠が2回あったが、ともに3着。「レースとはそんなに甘くない」と心している速攻派の菊地にとっても、やってみなくては分からない部分がある。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 24.6% 57 0.10 2 12.9% 30 0.10 3 18.6% 43 0.11 4 16.8% 39 0.09 5 18.1% 42 0.11 6 8.6% 20 0.09 1着率2着率3着率
順位7位3897白 井 英 治¥187,792,457 (山 口)
今年はSGを4節しか走っていない。浜名湖メモリアル優勝戦でのFによるペナルティーだ。流れが悪くなって当然のところで白井は踏ん張った。その2節後の地元徳山周年で優勝戦6枠から2コースに入り、台風が近づく水面で6番手スタートながら切り返し気味の差しで先頭に立った。「これで自分の夢である年末の賞金王(グランプリ)に行けると思います。白井英治の生きざまを見てもらえたら…」。ここ一番に賭けている。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 25.2% 56 0.13 2 19.3% 43 0.13 3 17.1% 38 0.12 4 21.1% 47 0.14 5 12.6% 28 0.15 6 4.5% 10 0.20 1着率2着率3着率
順位8位3941池 田 浩 二¥96,591,000 (愛 知)
鳴門のチャレンジカップでは前操者が優勝したモーターだったが、「正解が出ていない。自分が思い描く足にならない」と準優6着、節間2勝どまりだった。今年はSGこそフル出場できたが、G1は準優や優勝戦でのFが響いて、ほんの数えるほど。一般戦を主戦場にして、この賞金順位はさすがの一言。過去には年間1億円台が3回、2億円台も2回あり、実績はトップクラス。あとは最近課題の調整さえ合えば。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 27.7% 68 0.11 2 14.6% 36 0.12 3 13.4% 33 0.12 4 21.6% 53 0.14 5 15.5% 38 0.12 6 6.9% 16 0.15 1着率2着率3着率
順位9位4444桐 生 順 平¥96,086,133 (埼 玉)
年間賞金は1億円台が過去に3回、2017年にはクラシックとグランプリを制し、2億1224万円の自己最高額をマークしている。桐生順平のウイリーモンキーによる追い上げはほかの選手にとって脅威の的だが、チャレンジカップでは「直線は普通の道を走っている感じだけど、ターンになるとじゃり道を走っている感覚」で節間1勝に終わってしまった。直前の下関周年では改善に成功し見事優勝。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 22.7% 54 0.14 2 17.7% 42 0.14 3 16.4% 39 0.15 4 18.5% 44 0.15 5 14.7% 35 0.14 6 9.7% 22 0.14 1着率2着率3着率
順位10位4787椎 名 豊¥94,741,133 (群 馬)
昨年はG2戦1回、その他V7の固め打ち。初めて獲得賞金も5000万円台に到達し、暮れのグランプリシリーズでSG初出場を果たした。今年は「すべてを教えていただいた」という山崎智也の引退ショックにも椎名はめげず、7月桐生の一般戦Vで自信をつけると翌節の尼崎オーシャンカップでは前節の優勝機を引き当て「1回も調整を外さなかった」と連日快速。G1優勝を飛び越し、「夢の中にいるみたい」というSG覇者に上り詰めた。勢いがある。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 21.4% 55 0.13 2 16.8% 43 0.15 3 16.8% 43 0.12 4 16.0% 41 0.12 5 13.6% 35 0.13 6 15.2% 39 0.13 1着率2着率3着率
順位11位4168石 野 貴 之¥86,944,000 (大 阪)
2019年にはチャレンジカップとグランプリを連覇して2億2564万円と自己最高額をマーク、1カ月間で7位からトップに立つ破壊力だった。今年は鳴門チャレンジカップで優勝戦2コースで3着だったが、4日目から「フタをされなければ大丈夫」という自信の仕上がりで調整はストライクゾーンのド真ん中。「気持ちの面てもしっかり集中ができている」と流れは文句なし。最強大阪支部を背負っていく。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 25.3% 59 0.15 2 15.8% 37 0.15 3 17.1% 40 0.14 4 15.8% 35 0.13 5 15.0% 35 0.16 6 10.7% 25 0.15 1着率2着率3着率
順位12位4238毒 島 誠¥88,472,000 (群 馬)
2013年から10年間、すべてのSG競走に出場し続けてきた毒島誠の大記録も、8月桐生の一般戦で切ったFにより、チャレンジカップが休みとなり、とうとう連続75で止まった。たった1回SGに出るのも全選手のたった3%だけ、それを75回続ける難しさは想像を超える。SGを7回優勝し、1億円レーサーには6回なっている毒島だが、まだグランプリ制覇はなく、2着が2回。新たなトライが始まる時だ。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 26.1% 53 0.13 2 15.2% 31 0.14 3 16.7% 34 0.13 4 15.7% 32 0.14 5 17.7% 36 0.14 6 8.3% 16 0.15 1着率2着率3着率
順位13位4502遠 藤 エ ミ¥82,668,200 (滋 賀)
ボートレース70年の歴史の中で、ついに女子レーサーがSGを制した。3月、ここ大村クラシックの遠藤エミだ。草創期の昭和30年前後から増えていった女子だが、昭和50年代にはたった4人まで減った。そこから現在の百花繚乱(りょうらん)の時代まで、多くのスターがバトンをつないだ。遠藤は勝因の1つに「緊張から逃げなくなった強い気持ち」を挙げた。今回、グランプリで優勝戦に出れば女子初の1億円レーサー誕生だ。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 21.7% 58 0.12 2 15.3% 41 0.13 3 15.7% 42 0.14 4 16.4% 43 0.14 5 16.1% 43 0.15 6 14.6% 39 0.17 1着率2着率3着率
順位14位4586磯 部 誠¥114,639,000 (愛 知)
2020年にびわこでヤングダービーを制し、一般戦V6と合わせ年間獲得賞金6610万円が今までの最高だが、今年は常滑の地区選、丸亀の周年も制し、一般戦もV3で自己新の7400万円台に入っている。グランプリ初出場当確になった時期以降も「それより、目の前の1走!」と日々の調整とスタートに没頭した。大村では昨年ダービー、今年クラシックとSG2節連続で1着なし。今度こそ、1走集中で1着取りに全力。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 24.3% 67 0.12 2 14.1% 39 0.13 3 17.8% 49 0.14 4 15.6% 43 0.14 5 13.4% 37 0.12 6 14.5% 40 0.13 1着率2着率3着率
順位15位4831羽 野 直 也¥92,652,833 (福 岡)
2017年10月のここ大村、当時22歳の羽野直也はすい星のように現れ、G1戦まだ4節目の出場でG1初優出初優勝の離れ業を演じてみせた。地元周年2回目のVに燃えるイン原田幸哉を2コーストップスタートから、あっさりと差し切ったのだ。エース機で展示からぶっちぎっていたが、動きの俊敏さが際立っていた。今年は最も欲しかった地元若松の周年も取り、自身初の7000万円台に突入。またも大村でドラマを生むか。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 19.2% 48 0.12 2 17.2% 43 0.11 3 14.4% 36 0.13 4 18.4% 46 0.12 5 17.2% 43 0.12 6 13.6% 34 0.13 1着率2着率3着率
順位16位4719上 條 暢 嵩¥70,022,000 (大 阪)
今年の優勝は一般戦の2回だけ。しかし3月のここ大村クラシックでは遠藤エミの逃げに続いて4コースから差して踏ん張り2着、デビュー10年でのSG初優出を上々の結果で終えた。今年はG1優出も秋以降に2回して、うまくまとめてグランプリ初出場につなげた。大阪軍団の中で今年は賞金2位、勝率は6位につけている。プロペラ調整のレベルの高さが強みで、出足とターン足を仕上げて驚きのターンを繰り出してくる。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 21.9% 60 0.15 2 17.2% 47 0.14 3 17.2% 47 0.16 4 16.8% 46 0.13 5 13.5% 37 0.15 6 13.1% 36 0.17 1着率2着率3着率
順位17位3783瓜 生 正 義¥74,987,000 (福 岡)
今年の6月以降は、走る選手会長となった。会の仕事も多忙だろうし、レースでも模範を示さないとならないのは大変だ。今年はSGにフル出場したが、すべて予選突破しつつも準優で敗退となった。そして今年は、一般戦を含めても優勝ゼロ。瓜生は1995年5月デビューだが、初優勝は翌年にしている。ということはデビュー年以来、27年ぶりの優勝なしか、それとも起死回生の大きなVか。2億円台1回、1億円台9回の底力だ。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 20.9% 57 0.12 2 16.1% 44 0.14 3 16.5% 45 0.15 4 18.3% 50 0.14 5 17.2% 47 0.13 6 10.6% 29 0.14 1着率2着率3着率
順位18位4686丸 野 一 樹¥71,302,000 (滋 賀)
体幹を鍛える独自のトレーニング法「マルトレ」とシャープなモンキーターンで、2019年以降は4年連続でG1制覇。計6回目のG1優勝は今年5月、大好きな鳴門の周年だった。インからフルターンで他艇を振り切っての逃げ。「今年に入って調子が上がらず、うまくいかなかったが、やっと思うようなレースができた」と喜んだが、直近の鳴門~唐津では新人時代にもなかった7走連続6着と驚きの結果。立て直せるか。進入コース別成績 進入コース 進入率 出走回数 平均ST 入着率 1 18.7% 48 0.12 2 15.6% 39 0.13 3 17.5% 45 0.12 4 16.8% 43 0.15 5 12.8% 33 0.15 6 18.3% 47 0.14 1着率2着率3着率