山川美由紀が約1年7カ月ぶりV向かい風が5メートル吹く中で行われた優勝戦。ピット離れに差はあったが、進入は枠なりの3対3に収まった。スロー勢には不利な風速や風向だったが、スタートはほぼ横一線にそろった。インからコンマ09の2番手タイスタートを決めた①山川美由紀が、きっちりと先マイ。サイドのかかったターンで③谷川里江らの攻めを寄せ付けずに抜け出した。差した②寺田千恵と⑤藤崎小百合が2番手を争ったが、2Mでターンが大きく流れた。その空いたスペースを④水野望美が小回りして、2着に浮上した。3着には②寺田が流れ込んだ。山川は今年初、15年6月の徳山戦以来、約1年7カ月ぶりの優勝を飾った。通算優勝は75回目。次走は1月26日からのからつG3オールレディースに出走予定。