常滑G1連続Vを目指す山崎智也！
山崎智也は15年のG1常滑周年覇者。予選をオール3連対で通過し、準優・優勝戦をイン逃げで快勝して頂点に立ったのが記憶に新しい。常滑参戦はそのとき以来で約3年9カ月ぶり。3大会ぶりのトコタンキング奪還と、当地2節連続Vをかけて常滑に乗り込む。
昨年の山崎は5月まで記念優出ゼロと出遅れたのが響き、10月に児島周年で優勝するなど巻き返したがグランプリ出場には届かなかった。今年は年始から結果を残してベスト18争いを優位に進めたいところだ。

磯部誠がMB大賞の雪辱を狙う！
磯部誠は昨年4月のG2常滑MB大賞で優勝戦1号艇に乗る活躍。初のG2以上タイトルに王手をかけた。しかしインから逃げ切りに失敗し、道中では西山貴浩、河合佑樹との三つ巴の大接戦に敗れて無念の3着。目の前にあった栄冠を取り逃がした。
磯部は常滑で3回のV歴を持つが、優勝戦1号艇で敗れる悔しい思いも3回経験している。今年1月の常滑一般戦でも無傷の6連勝で優勝戦1号艇に乗りながら、イン戦6着に終わってパーフェクトVを逃したばかりだ。今度こそ勝ち切って記念タイトルを手にしたい。

常滑2節連続優勝中の湯川浩司！
湯川浩司は常滑4節連続優出中だ。16年4月の一般戦では優勝戦1号艇で2着、17年5月の一般戦では優勝戦1号艇で5着とあと一歩で勝ち切れない節が続いたが、17年11月の一般戦では三度目の正直となる優勝戦1号艇でイン逃げを決めて待望の常滑初V。さらに18年9月の一般戦では7戦6勝の準パーフェクトVで当地2節連続優勝を飾っている。常滑相性の悪さは完全に払拭(ふっしょく)した印象だ。
常滑G1を走るのは12年以来と久々。常滑攻略に自信を深めたであろう湯川が当地G1初優出を狙う。

Vラッシュの中田元泰に注目だ！
中田元泰が近況好調ムードだ。昨年10月の住之江一般戦で茅原悠紀らを破って約2年3カ月ぶりの優勝を飾ると、12月の唐津一般戦、1月の津一般戦でも優勝とここ3カ月で3Vの優勝ラッシュ。通算優勝回数を一気に6まで伸ばしてきた。今年大ブレイクしそうな気配を十分に漂わせている。
記念戦線でも徐々に結果を残し始めており、昨年2月の四国地区選でG1初優出を飾ったのをはじめ、昨年はG1を5節走って準優出3回と上々の成績。100期から新たなスターが生まれる日も近いかもしれない。

50歳でのG1制覇を狙う市川哲也！
中国地区勢で常滑好相性なのが市川哲也だ。97年のSGボートレースオールスターで優出3着に入るなど当地記念優出6回の実績。16年のG1常滑周年でも予選3位の活躍を見せて優出5着の結果を残している。
近況も当地相性の良さは健在で、17年6月の常滑G3マスターズリーグで優勝、18年1月の常滑一般戦でオール3連対Vと好走を連発。持ち前のスタート力を武器にG1でも暴れ回る可能性十分だろう。昨年10月に50歳の節目を迎えた市川が、久々の記念制覇を果たしても不思議ではない。

原田幸哉が古巣の水面で魅せる！
原田幸哉は常滑で3回の記念V歴。07年にG1ダイヤモンドカップ、09年にSGチャレンジカップ、12年にG1周年記念で優勝している。地元愛知のエース格として何度もこの水面で活躍を見せてきた。
しかし常滑での優勝は16年7月の一般戦が最後。長崎支部に転籍した17年4月以降はまだ当地で優勝がない。前回の常滑周年（17年9月）では予選を2位で通過したものの準優1号艇で3着敗退。最終日には選抜戦でフライングと後味の悪い結果となった。今度こそ長崎の原田として古巣水面で優勝を飾りたい。