ピックアップレーサー

全日本王座決定戦
2023.02.28
〜03.05

関東4095 福来剛
福来剛が昨年の雪辱でG1初Vへ!
福来剛は前回(22年1月)の芦屋周年で大活躍を演じた。初日1Rで6コースまくり差しを決めて3連単4万0830円の大穴を出すと、2日目にも4コース差しを決めて3連単1万0220円の高配当を提供。キレ味抜群の走りを連発して予選を1・2・1・4・3・1着でトップ通過した。しかしG1初Vへ機運が高まるなか、準優で毒島誠の3コースまくり差しに屈して手痛いイン戦2着。これで優勝戦4号艇となり、4コースからまくり差したがあと一歩及ばず無念の2着に終わった。優勝は3コースから差した毒島だった。
あの悔しい準Vから約1年、雪辱を期して芦屋周年に臨む。今度こそG1初Vなるか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.4%540.1383.3%7.4%1.8%
216.2%410.1441.4%24.3%14.6%
316.6%420.1126.1%40.4%16.6%
414.2%360.1425.0%19.4%22.2%
517.8%450.1411.1%20.0%28.8%
613.4%330.156.0%18.1%27.2%
東海4342 谷野錬志
近況好調の谷野錬志が大暴れか!
谷野錬志が近況好調だ。今期9節走って4優出3V(2月16日時点)の活躍。昨年11月の住之江戦で約1年3カ月ぶりの優勝をマークすると、12月の若松戦では坪井康晴らを破ってオール3連対Vを飾り、今年1月の平和島戦では坪井康晴や魚谷智之らを破って優勝。圧巻のVラッシュを演じている。今期勝率は現在7.24。これまでの自己ベストは21年後期適用の7.11だが、それを上回る快進撃を見せている。
この勢いで記念戦線でも大暴れしたいところ。谷野はこれまでG1優出が4回あるがすべて東海地区選。意外にもまだ周年記念などでは優出歴がない。芦屋周年でどんな走りを見せるのか注目だ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
119.1%490.1469.3%16.3%6.1%
215.2%390.1420.5%35.9%20.5%
314.8%380.1426.3%44.7%13.1%
418.7%470.1414.8%25.5%25.5%
516.0%410.137.3%31.7%24.3%
616.0%410.164.8%9.7%51.2%
近畿4099 吉永則雄
芦屋好相性の吉永則雄に期待!
吉永則雄は前期勝率6.36をマーク。イン1着率89%という内寄りでの鉄壁の走りを武器に成績を上げ、3期ぶりのA1級復帰を果たした。しかし今期に入って一転。6節走って優出ゼロ(2月16日時点)と苦戦が続き、イン1着率も55%まで低下。勝率は5.27まで下がり、A1級キープどころかA2級確保すら危うい状況だ。
そんななか迎える芦屋周年だ。芦屋は通算7優出3Vと好相性で、17年には芦屋周年で優出6着に入った実績。当地前走となる昨年6月の一般戦では1・2・3・1・3・2・2・3・1・1着の快走でオール3連対Vを飾っている。近況の不振を一掃するような走りを期待したい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
119.5%480.1781.2%6.2%2.0%
215.5%380.197.8%50.0%26.3%
319.1%460.1610.8%26.0%28.2%
418.7%460.146.5%30.4%30.4%
514.2%350.140.0%20.0%25.7%
612.6%310.160.0%16.1%6.4%
四国3849 中岡正彦
中岡正彦が待望の芦屋G1初参戦!
中岡正彦は芦屋通算12優出5Vという抜群の実績。01年の一般戦で6コースまくりを決めて当地初Vを飾ったのを皮切りに、06年の一般戦では9戦8勝の準パーフェクトV、15年の一般戦では開幕5連勝を含む11戦8勝のピンラッシュでV、19年には2月と5月の一般戦で2節連続Vと、この水面で幾度も快走を演じてきた。
そんな中岡だがこれまで芦屋の記念レースは出場ゼロ。今回の芦屋周年が待ちに待った当地G1初参戦になる。芦屋巧者がどんな走りを見せるのか楽しみだ。20年の四国地区選でG1初Vを飾ったのを最後に記念優出から遠ざかっているが、約3年ぶりのG1優出へ期待十分だろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.9%560.1383.9%12.5%0.0%
217.2%420.1311.9%38.1%19.0%
317.6%430.1327.9%23.2%11.6%
425.8%630.1115.8%15.8%19.0%
513.5%330.133.0%9.0%27.2%
62.8%70.190.0%14.2%28.5%
中国4703 森永隆
G1初優出をめざす森永隆!
森永隆は前期勝率6.30をマークして4期ぶりにA1級復帰。10月半ばの時点では勝率6.16でA1級ボーダーの下にいたが、期末最終節となった10月末の鳴門戦で3・2・1・4・1・2・2・1着の活躍を演じて見事に優勝し、大逆転の勝負駆け成功でA1級に返り咲いた。前期特に目立ったのはスタートで、平均STコンマ14の自己ベストをマーク。スタート力の向上が勝率アップのひとつの要因となった。
森永はこれまでG1に11節出場しているが、準優出は昨年の中国地区選の1回だけ。記念戦線の壁に苦しんでいる。しかしスタート力がアップし、壁を打ち破る準備は整い始めた。芦屋周年で記念初優出をめざす。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.0%480.1379.1%16.6%0.0%
216.3%380.1415.7%39.4%18.4%
315.8%370.1610.8%29.7%16.2%
415.4%360.1816.6%22.2%19.4%
515.4%360.148.3%11.1%22.2%
615.8%370.172.7%18.9%24.3%
九州4522 古澤光紀
G1初優出で勢いに乗る古澤光紀!
古澤光紀は2月に若松での九州地区選で優出3着に入る活躍。予選を3・2・1・1・4・1着の3位で通過し、準優でイン逃げを決めて待望のG1初優出を果たした。103期養成所チャンプとして将来を嘱望されながらデビューしたのが08年11月。そこから約14年3カ月という思いのほか長い年月を費やしたが、35歳でようやくG1の優勝戦という舞台までたどり着いた。
この勢いでさらなる飛躍を見せるのか注目したいところ。古澤にとって芦屋は通算15優出2Vの実績があり、現在4節連続優出中と好相性の水面。芦屋周年でG1初Vを飾っても不思議ではないだろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.5%540.1383.3%11.1%3.7%
215.4%370.1316.2%35.1%5.4%
317.9%430.1427.9%32.5%11.6%
417.1%410.1426.8%19.5%21.9%
514.2%340.145.8%11.7%26.4%
612.5%300.183.3%3.3%30.0%