ピックアップレーサー

BOATRACE MEMORIAL
2023.08.22
〜08.27

関東4787 椎名豊
隠れた福岡巧者の椎名豊!

椎名豊が正念場だ。7月のSGオーシャンカップで手痛いフライング。大会2連覇が夢と消えるとともに、10月上旬から30日間のF休みを強いられることになった。現在賞金ランキング22位(8月7日時点)につけているが、2年連続のグランプリ出場に向けて雲行きが怪しくなってきた。
そんななか迎える福岡ボートレースメモリアルだ。福岡参戦は約5年5カ月ぶりと久々。当地は過去3節しか出場歴がないが、17年の福岡周年では当地記念初出場ながら予選4位に入る活躍でV争いを沸かせ、18年の福岡ルーキーシリーズでは優勝を飾っている。隠れた福岡巧者といえるかもしれない。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
120.5%550.1176.3%10.9%1.8%
217.1%450.1426.6%26.6%11.1%
317.1%460.1210.8%26.0%30.4%
414.5%390.1220.5%23.0%7.6%
511.5%310.119.6%35.4%12.9%
619.0%510.117.8%11.7%23.5%
東海3960 菊地孝平
菊地孝平が反撃開始か!

菊地孝平は福岡SGタイトル保持者。14年のボートレースオールスターで優勝している。準優で2コースまくりを決めてインの山崎智也を破り、優勝戦では2コース差しでインの今村豊を破って栄冠を手にしたのが記憶に新しい。福岡ボートレースメモリアルでは当地2つ目のSGタイトルを狙う。
今年の菊地は記念優出ゼロで賞金ランキング53位(8月7日時点)とまさかの不振が続いているだけに、福岡メモリアルで反撃の糸口をつかみたいところ。また昨年の地元浜名湖メモリアルで優勝戦1号艇に乗ったものの3着に敗れており、その雪辱も果たしたいところだ。05年と16年に続く3回目のメモリアル制覇をめざす。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
125.0%580.1274.1%13.7%5.1%
217.3%410.1219.5%31.7%24.3%
315.2%360.1127.7%22.2%22.2%
413.5%320.1125.0%18.7%18.7%
518.2%430.1116.2%18.6%16.2%
610.5%250.114.0%16.0%8.0%
近畿4502 遠藤エミ
遠藤エミが女王の底力発揮!

福岡ボートレースメモリアルには女子レーサーが3人出場する。守屋美穂、遠藤エミ、高田ひかるだ。
なかでも注目を集めるのは遠藤だろう。8月の津レディースチャンピオンで優勝して2年ぶり2回目の女王戴冠。女子賞金ランキング首位に浮上し、男女通じた賞金ランキングでも38位まで上がってきた。クイーンズクライマックス出場は確実となっただけに、めざすは2年連続2回目のグランプリ出場のみだ。福岡は19年に特別ヴィーナスシリーズで優勝するなど通算6優出1Vと相性良好。昨年9月の福岡周年では予選を14位で突破して準優3着と見せ場をつくっていただけに、メモリアルでも大暴れのチャンス十分だろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.8%530.1466.0%18.8%3.7%
213.9%340.1432.3%35.2%8.8%
316.8%410.149.7%29.2%19.5%
415.6%380.1715.7%26.3%23.6%
516.4%400.157.5%7.5%15.0%
615.2%360.165.5%2.7%25.0%
四国4459 片岡雅裕
大会2連覇を狙う片岡雅裕!

昨年のSGボートレースメモリアルは浜名湖で行われ、片岡雅裕が優勝。優勝戦は2艇フライングが発生する大波乱の展開だったが、片岡は6コースから鋭く最内を差して先頭へ。緑のカポックでVゴールを駆け抜けた。07年11月のデビューから約15年、36歳でのSG初制覇だった。
あれから1年、大会2連覇をめざして福岡に乗り込む。福岡は通算3優出0Vでまだ優勝歴のない水面だが、17年に福岡周年で優出など相性は悪くない。近況の片岡は7月の尼崎G2全国ボートレース甲子園で優勝するなどリズム上昇ムード。賞金ランキングも27位(8月7日時点)まで上がってきており、メモリアルで結果を残してグランプリ切符へ前進したい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
120.3%540.1372.2%9.2%9.2%
217.7%470.138.5%48.9%21.2%
313.9%370.1318.9%29.7%10.8%
417.3%460.1126.0%17.3%19.5%
517.7%470.1310.6%19.1%29.7%
612.8%340.155.8%5.8%11.7%
中国4205 山口剛
山口剛がSG戦線に復帰!

山口剛と丸野一樹は昨年12月のSGグランプリでトライアル2nd初日にF。痛恨の勇み足でSGは4節除外となった。その処分がようやく解け、福岡ボートレースメモリアルでSG復帰。今年SG初参戦に臨む。今年の賞金ランキング(8月7日時点)は山口が52位、丸野が81位と大きく出遅れている状況。グランプリ出場をめざすにはメモリアルで結果が欲しい。
特に山口は12年福岡ボートレースダービーで優出するなど当地実績十分なだけにここで勝負をかけたいところ。大会2日目の8月23日が誕生日でもあり、バースデイシリーズで優勝を狙いたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
125.0%610.1181.9%8.2%1.6%
222.1%530.1232.0%45.2%15.0%
317.2%420.1126.1%26.1%33.3%
416.3%400.1110.0%35.0%27.5%
511.8%290.110.0%20.6%34.4%
67.3%180.130.0%5.5%38.8%
九州4831 羽野直也
羽野直也がSG連続Vを狙う!

羽野直也は7月の児島SGオーシャンカップで優勝。5コースからまくり差しを決めて頂点に立ち、SG初Vを手にした。これで賞金3400万円を獲得して賞金ランキング4位に浮上。3月の芦屋周年で優勝戦Fを切ってG1・G2除外が続いているなか、SG制覇で一気に苦境を抜け出して2年連続2回目のグランプリ出場をほぼ確実とした。
ボートレースメモリアルはSG連続Vをかけた戦いだ。地元福岡はG1優出3回をマークしている好相性水面。V争いをにぎわす可能性が十分だろう。これまでオーシャンカップとメモリアルのSG連覇は、00年に西島義則、07年に魚谷智之、18年に毒島誠が達成している。羽野が4人目に名を刻むのか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.0%430.1179.0%11.6%4.6%
217.1%350.1120.0%28.5%20.0%
311.7%230.1434.7%30.4%17.3%
418.6%380.1323.6%34.2%18.4%
516.6%340.125.8%14.7%29.4%
614.7%290.120.0%20.6%37.9%