ピックアップレーサー

四国地区選手権
2023.02.04
〜02.09

四国4757 山田祐也
山田祐也が地区選連覇を狙う!
昨年の四国地区選手権を制したのは山田祐也だった。予選を3位で通過し、準優でイン戦2着に入って自身2回目のG1優出を果たすと、4号艇で迎えた優勝戦は6コースで単騎のダッシュ戦となり、コンマ06のトップスタートで抜け出して豪快に大外まくり一撃。山田は20年の四国地区選手権で優勝戦1号艇に乗るも2着に敗れた苦い経験があったが、見事にその雪辱を果たしてG1初タイトルを手にした。
あれから1年が経った。山田はG1初Vのあと記念レースを5節走っているが、準優出ゼロと苦戦が続いている状態。記念出場機会も徐々に減りつつある状況だ。地区選2連覇を果たして改めて存在感を示したい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
125.0%540.1470.3%11.1%7.4%
212.9%270.1325.9%25.9%18.5%
314.8%310.1538.7%19.3%9.6%
414.3%310.1522.5%35.4%12.9%
518.5%400.1525.0%30.0%12.5%
614.3%310.156.4%12.9%12.9%
四国4459 片岡雅裕
昨年の雪辱を期す片岡雅裕!
近年の四国地区選手権で最も活躍が光る選手といえば片岡雅裕だろう。14年に優出6着、16年に優出6着、17年に優出4着、18年に優出3着、20年に優出5着、21年に優出4着、22年に優出2着に入っており、最近9大会で7優出という驚異的な強さ。現在3年連続優出中だ。
しかし地区選通算7優出で優勝はゼロ。まだ四国チャンプの座は手にできていない。特に昨年は予選をトップ通過し、準優でイン逃げを決めて優勝戦1号艇を手にしたが、最後は山田祐也の6コースまくりを浴びて2着の準Vという悔しい結末だった。いまや誰もが認める四国地区のエース格に成長した片岡が、今度こそ地区選初Vなるか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.5%570.1373.6%15.7%5.2%
216.6%440.1222.7%40.9%6.8%
314.7%390.1320.5%30.7%17.9%
416.6%440.1120.4%20.4%31.8%
517.3%460.1215.2%19.5%17.3%
613.2%350.155.7%20.0%14.2%
四国4823 中村桃佳
中村桃佳が鳴門で再び大暴れか!
中村桃佳は昨年11月に鳴門で行われたG2レディースチャレンジカップで優勝。予選は3・2・3・5・3・2着で白星ゼロだったが、予選5位に入って優勝戦切符を手にすると、大外6コースから鮮やかなまくり差しを決めて頂点へ。18年のG2レディースオールスター以来となる2回目の女子ビッグレース制覇を果たした。中村の鳴門参戦は昨年11月以来で約3カ月ぶり。再び大暴れを見せるのか注目だ。
中村はこれまで四国地区選手権に4回出場。初出場だった17年にいきなり予選16位に入って準優(3着)に乗り、昨年も予選16位で準優(5着)に駒を進めている。今年は地区選初優出が明確な目標となってきそうだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
124.0%590.1372.8%13.5%6.7%
215.9%390.1328.2%35.9%17.9%
315.5%370.1218.9%27.0%16.2%
420.4%500.1118.0%24.0%22.0%
513.8%340.1220.5%20.5%8.8%
610.2%250.174.0%8.0%32.0%
四国4028 田村隆信
田村隆信がクラシック勝負駆け!
全国6地区選手権はSGボートレースクラシックの最終選考レース。優勝すれば一発大逆転で出場切符が手に入る。四国地区勢ですでに今年のクラシック出場権を持っているのは、片岡雅裕と近江翔吾の2人だけ。その他の選手は地区選で勝負駆けだ。
近況の勢いを考えるとV候補の筆頭格は田村隆信か。1月のG2徳山MB大賞でオール3連対Vを飾る活躍。今期勝率7.31(1月24日時点)と充実した走りを見せている。田村は地区選通算7優出2Vの実績があり、09年と17年にいずれも地元鳴門で優勝歴。6大会ぶりの四国チャンプ奪還を果たしてクラシックへ向かいたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.9%550.1256.3%21.8%9.0%
214.5%350.1417.1%45.7%20.0%
317.5%420.134.7%16.6%40.4%
417.5%420.1421.4%28.5%11.9%
518.3%440.1711.3%27.2%13.6%
69.1%220.194.5%9.0%13.6%
四国4571 菅章哉
菅章哉がG1初優出をめざす!
菅章哉は昨年30節走って6優出2V。決して悪い数字ではないが、一昨年の10優出6Vという大活躍に比べるとやや物足りない印象だった。そんな菅だが今年に入って1月の宮島一般戦でさっそく優勝をマーク。チルト3度で4コースまくりを決め、今年出場2節目で幸先よく今年初Vを手にした。今期勝率7.66(1月24日時点)と近況好リズムなだけに、地区選でも大暴れの期待十分だろう。
菅はこれまでSG・G1・G2を計39節走っているが、準優出7回で優出ゼロ。最強のまくり屋でも記念戦線の壁を打ち破るのはなかなか容易ではない。地区選で記念初優出を飾ってさらなる飛躍のきっかけをつかみたいところだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
118.6%450.1757.7%22.2%6.6%
214.1%340.1438.2%20.5%11.7%
312.8%300.1523.3%20.0%16.6%
417.8%430.1544.1%9.3%16.2%
514.5%350.1522.8%5.7%5.7%
621.9%520.1617.3%7.6%1.9%
四国5056 西岡成美
鳴門の次代を担う西岡成美!
西岡成美は今年も鳴門フレッシュルーキーに選ばれ、これで21年、22年に続いて3年連続の選出に。ボートレース鳴門からの大きな期待を背負っている次代のヒロイン候補だ。
西岡は昨年の四国地区選手権でG1初出場を飾り、4・6・1・5・2・4・1・1・2着と大いに見せ場をつくる活躍。予選26位で準優出こそ逃したが、2コースまくり、2コース差し、3コースまくり差しで節間3勝をマークして大きな話題になった。あれから1年、今期A2級初昇格を果たすなど数段レベルアップしてきた西岡が、今年の地区選ではどんな走りを見せるのか楽しみだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
115.9%340.1461.7%20.5%2.9%
215.4%330.1518.1%39.3%15.1%
320.6%440.1425.0%15.9%20.4%
415.0%320.1212.5%6.2%34.3%
518.7%400.147.5%5.0%22.5%
614.0%300.160.0%3.3%20.0%