ピックアップレーサー

九州地区選手権
2023.02.12
〜02.17

九州4155 長野壮志郎
長野壮志郎が2連覇を狙う!
昨年の九州地区選手権は福岡で行われ、地元の長野壮志郎が優勝。2連対率2位の好モーター27号機を引き当て、初日に2コースまくり、2日目に3コースまくりを決めるなどシリーズ序盤から快速パワーを見せると、予選を1・2・1・1・3・4着でトップ通過し、準優・優勝戦はイン逃げで快勝。破竹の勢いで頂点へ駆け上がり、02年5月のデビューから約19年9カ月、41歳で悲願のG1初Vを手にした。
長野のG1出場はその地区選以来で約1年ぶり。前々期にA2級降格を喫していたこともあって久々の記念レース出場だ。九州チャンプ防衛をめざしてどんな戦いを見せるのか注目したい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.1%470.1670.2%12.7%10.6%
215.0%310.1729.0%25.8%19.3%
317.4%370.1421.6%18.9%18.9%
414.6%310.1625.8%25.8%16.1%
516.9%360.1516.6%8.3%33.3%
613.6%290.163.4%10.3%17.2%
九州4504 前田将太
G1優勝で勢いに乗る前田将太!
前田将太は1月の江戸川周年で優勝。2コース差しを決めて頂点に立ち、21年の福岡周年に続く2回目のG1制覇を成し遂げた。前田は昨年、一般戦で8Vをマークする優勝ラッシュを演じたものの、G2以上では3優出0Vにとどまったのが響き、賞金ランキング31位でグランプリ初出場を逃した。しかし今年はさっそく記念戦線で結果を残し、賞金ランキングも2位(1月31日時点)まで急上昇。初のベスト18入りへ期待は高まるばかりだ。
この勢いで地区選でも大暴れしたいところ。若松は昨年6月の一般戦でオール2連対V、昨年10月の一般戦でオール3連対Vと2節連続優勝中なだけに楽しみだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.4%630.1384.1%12.7%0.0%
215.6%440.1520.4%52.2%9.0%
316.0%450.1524.4%26.6%22.2%
419.9%560.1412.5%39.2%21.4%
513.1%370.138.1%21.6%21.6%
612.8%360.148.3%11.1%16.6%
九州3779 原田幸哉
原田幸哉が地区選初Vなるか!
原田幸哉はこれまで九州地区選に4回出場して1優出0V。19年は準優4着敗退、20年は予選敗退、21年は地元大村で優出2着、22年は予選敗退という内容だ。原田は愛知支部時代も東海地区選は3優出0V(01年優出4着、03年優出3着、09年優出6着)に終わっており、意外にもまだ地区選タイトルを持っていない。今年こそ頂点を射止めるのか。
近況の原田は1月の下関戦で1・1・1・1・1・1・1・5・1・1・1・1着という開幕7連勝を含む節間11勝のピンラッシュを見せて優勝するなどリズム上々。長崎支部を引っ張る活躍に期待が高まる。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.6%640.1073.4%10.9%6.2%
215.1%410.1024.3%29.2%9.7%
321.0%570.1028.0%17.5%19.3%
418.4%500.1216.0%16.0%26.0%
510.7%290.100.0%3.4%24.1%
611.0%300.096.6%10.0%23.3%
九州4477 篠崎仁志
篠崎仁志がクラシック勝負駆け!
地区選はSGボートレースクラシックの最終選考レース。九州地区選は全国6地区選手権の最後に開催されるため、この大会が終わるとクラシック出場52人が確定することになる。九州地区勢ですでにクラシック出場権を保持しているのは福岡の岡崎恭裕、篠崎元志、前田将太、塩田北斗、仲谷颯仁、羽野直也、新開航、佐賀の深川真二、宮地元輝、山田康二、長崎の原田幸哉だ。
まだ出場権がない選手のなかには篠崎仁志の名もある。昨年は記念レースで5優出0Vに終わり、一般戦も3Vにとどまったためクラシック切符に届かなかった。若松では1月の周年記念で優出5着の活躍を見せたばかりだけに、地区選制覇でクラシックへの道を切り開きたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.2%510.1176.4%11.7%1.9%
214.4%330.1121.2%33.3%15.1%
315.2%350.1334.2%25.7%28.5%
419.2%440.1215.9%27.2%27.2%
514.8%340.110.0%20.5%26.4%
613.9%320.143.1%0.0%43.7%
九州4521 小池公生
4期ぶりA1級復帰の小池公生!
小池公生は前期勝率6.49をマーク。昨年9月の浜名湖戦で約2年ぶりの優勝を飾るなど好走が続き、4期ぶり3回目のA1級昇格を果たした。今期もここまで勝率6.50(1月31日時点)と好リズムをキープ。自身初の2期連続A1級に向けて突き進んでいる。
小池のG1出場は3回目。初出場だった20年九州地区選(唐津)は5・6・1・3・6・4・4・6・2着で予選40位、2回目の出場だった21年九州地区選(大村)は4・5・5・2・6・6・6・5・6着で予選45位と悔しい結果だった。今回はまずG1初準優出をめざしたいところだ。地元G1初参戦となる若松地区選で見せ場をつくりたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
120.5%590.1367.8%18.6%5.0%
214.9%430.1618.6%27.9%27.9%
315.6%450.1615.5%35.5%22.2%
417.7%510.1611.7%31.3%25.4%
514.2%410.1712.2%21.9%19.5%
616.7%470.190.0%6.3%21.2%
九州4590 渡邉優美
女子勝率トップの渡邉優美!
九州地区選には女子レーサーが3人出場する。日高逸子、川野芽唯、渡邉優美だ。20年の小野生奈以来となる女子選手の九州地区選優出をめざす。
なかでも期待したいのは渡邉だ。昨年12月の芦屋オールレディースと今年1月の福岡正月レースで優勝するなど近況好リズム。今期勝率7.49(1月31日時点)は堂々女子トップの数字だ。若松も3節連続優出中と水面相性が良いだけに期待十分だろう。地区選は過去3回出場し、20年の唐津大会で予選16位に入って準優3着と優出まであと一歩に迫った経験がある。男女混合G1初優出は十分に射程圏だ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.8%570.1477.1%8.7%8.7%
215.4%370.1521.6%35.1%18.9%
314.6%350.1517.1%28.5%20.0%
416.3%390.147.6%41.0%20.5%
517.1%410.129.7%26.8%26.8%
612.5%300.150.0%0.0%23.3%