ピックアップレーサー

YOUNG DERBY
2024.09.18
〜09.23

関東5226 藤田俊祐
最若手の藤田俊祐に注目!
桐生ヤングダービー出場メンバーのなかで最若手が藤田俊祐だ。02年3月生まれの22歳。21年11月デビューの129期生だ。藤田はボートレーサー養成所時代にリーグ戦勝率6.99の好成績を残し、リーグ全8戦で7優出2Vをマーク。修了記念レースでは優出3着で表彰台に乗った。

大器として注目を集めながらデビューし、4期目(前々期)に勝率5.68で早々とA2級初昇格。前期はケガで約4カ月間の欠場があったため50走しかできずB1級降格となったが、勝率は6.18だった。そして今期は勝率6.40(9月7日時点)でA1級ペース。東京支部期待の新星がG1初出場となる桐生ヤングダービーで暴れ回るのか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
118.5%300.1476.6%6.6%3.3%
216.0%260.1815.3%30.7%15.3%
318.5%300.1320.0%33.3%20.0%
418.5%300.1413.3%36.6%13.3%
516.0%260.1515.3%23.0%11.5%
612.3%200.145.0%5.0%15.0%
東海4960 黒野元基
安定感が光る黒野元基!
黒野元基が近況好調だ。今期ここまで11節走って5優出1V(9月7日時点)をマーク。11節中、10節で予選突破と安定した走りが光る。今期勝率は6.92で自己ベストを更新するペースだ。

この勢いで桐生ヤングダービーでも見せ場をつくりそうな気配十分。桐生では22年6月の一般戦で優勝するなど通算3優出1Vの実績があり、現在2節連続優出中と好相性なだけに楽しみだ。ヤングダービーは過去4回出場して準優出1回、優出ゼロといまひとつ結果を残せてこなかった。今年はV争いを沸かせる走りを見せたいところだ。23年多摩川周年と24年蒲郡東海地区選に続く3回目のG1優出を狙う。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.7%610.1667.2%21.3%6.5%
216.7%470.1627.6%34.0%21.2%
316.0%450.1626.6%20.0%15.5%
415.3%430.1427.9%11.6%11.6%
515.6%440.1318.1%18.1%25.0%
614.5%410.152.4%9.7%21.9%
近畿4959 井上忠政
Vラッシュ中の井上忠政!
井上忠政の勢いがすさまじい。最近5節で4優出4V(9月7日時点)という快進撃だ。住之江G3企業杯、福岡一般戦、下関一般戦で3節連続Vを飾り、1節空けて常滑一般戦でも優勝。怒涛(どとう)のVラッシュを演じている。強さの秘訣は2つの武器だ。1つは内寄りでの安定感で、今期1コースは28戦26勝の1着率93%という鉄壁ぶり。もう1つは速攻力で、快速パワーに仕上げてのまくり一撃を連発している。

この武器を引っ提げて桐生ヤングダービーでも大暴れしそう。10月戸田のボートレースダービーでSG初出場を果たすことも決まっており、ヤング王者の看板を持ってSG戦線へ向かいたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.6%670.1680.6%11.9%5.9%
219.5%580.1532.7%32.7%15.5%
314.8%440.1625.0%25.0%18.1%
416.5%490.1424.4%16.3%24.4%
515.8%460.1517.3%15.2%26.0%
610.4%310.159.6%19.3%22.5%
四国5056 西岡成美
西岡成美ら女子4人に期待!
桐生ヤングダービーには女子レーサーが4人出場する。大豆生田蒼、西橋奈未、實森美祐、西岡成美だ。ヤングダービーでの女子の優出は18年浜名湖大会での大山千広ただ1人。今年はV争いを沸かせる選手が現れるのか。

西岡は昨年の雪辱戦だ。昨年の下関大会でヤングダービー初出場を果たしたが、6・6・4・6・3・5・4・5着と白星を奪えず予選49位で敗退。悔しい思いを味わった。あれから1年の間にA1級初昇格を果たすなど着実に力をつけ、雪辱を果たす準備を整えてきた。6月唐津のウエスタンヤングでは節間3勝を挙げるなど見せ場をつくっており、ヤングダービーでも存在感を見せたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
120.0%470.1351.0%27.6%12.7%
215.8%360.1419.4%30.5%19.4%
314.5%340.1320.5%14.7%32.3%
417.9%420.1414.2%9.5%16.6%
517.9%420.149.5%19.0%19.0%
613.6%320.130.0%9.3%9.3%
中国4980 佐々木完太
佐々木完太が昨年の雪辱へ!
佐々木完太は昨年の下関ヤングダービーに地元のエース格として出場。優勝の期待も高まっていたが、3日目のレースで2番手争いの最中に2周1マークで転覆し、無念の負傷帰郷となってしまった。不完全燃焼で終わった下関大会から1年、雪辱の思いを桐生水面にぶつけたい。選考勝率7.19で堂々6位に入って初日ドリーム戦に6号艇で登場。ここで勢いに乗れるかが大きなカギとなってきそうだ。

佐々木は22年に大村G2モーターボート誕生祭で特別競走初優出初Vを飾っているが、その後はG2以上を9節走って優出ゼロ(準優出4回)。桐生ヤングダービーではG1初優出を狙う。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.4%560.1278.5%16.0%0.0%
216.4%400.1420.0%22.5%20.0%
315.6%390.1533.3%28.2%17.9%
418.4%460.1613.0%32.6%17.3%
513.6%340.162.9%26.4%26.4%
613.6%340.175.8%20.5%14.7%
九州4831 羽野直也
羽野直也が最後の戦いへ!
羽野直也が苦しんでいる。昨年児島オーシャンカップでSG初Vを飾り、今年はさらなる飛躍が期待されていたが、今年ここまでSGは5節走ってすべて予選落ちで、G1も8節走って優出1回と苦戦。賞金ランキングは79位(9月7日時点)に沈んでおり、3年連続のグランプリ出場どころかチャレンジカップ出場すら厳しい位置だ。

この状況を桐生ヤングダービーで打開したいところ。ヤングダービーは21年徳山大会で優勝するなど過去6回出場して3優出1V。格上の走りで何度もV争いを沸かせてきた。29歳の羽野にとって今回が最後のヤングダービー。若手最強の実力を結果で証明したい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.8%470.1274.4%12.7%2.1%
215.8%340.1323.5%23.5%8.8%
314.8%320.1221.8%25.0%25.0%
414.4%310.1312.9%25.8%38.7%
519.5%420.1311.9%11.9%23.8%
613.4%290.140.0%13.7%10.3%