2018 03.16~03.21

関東4444 桐生順平

大会連覇とSG連覇を狙う桐生順平!
昨年児島で行われたSGボートレースクラシックは桐生順平が制した。予選を2・1・2・1・6・2着でトップ通過し、準優はコンマ04、優勝戦はコンマ14の好スタートを決めてインから逃げ切り快勝。15年のクラシックに続く当時2回目のSG制覇で、同タイトルの2年ぶり奪還を果たした。
今年は大会2連覇をかけて浜名湖に乗り込む。クラシック2年連続優勝は97、98年の西島義則しか達成していない記録だ。史上2人目の偉業を成し遂げて歴史に名を刻むのか。昨年のグランプリ覇者が年またぎでのSG連続Vを狙う。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
120.6%520.1275.0%15.4%5.8%
217.0%430.1316.3%30.2%25.6%
318.2%460.1517.4%19.6%26.1%
418.6%470.1314.9%21.3%29.8%
512.6%320.1215.6%21.9%15.6%
613.0%330.143.0%21.2%21.2%
東海3960 菊地孝平

菊地孝平が地元の意地を見せる!
今年のSGボートレースクラシックは浜名湖で行われる。浜名湖でのクラシック開催は00年以来で18年ぶり4回目だ。久々にSG開幕戦が当地にやってきた。
地元の静岡支部からは徳増秀樹、坪井康晴、菊地孝平、長嶋万記の4人が出場する。なかでも期待が高まるのは菊地だろう。浜名湖では14年にSGグランドチャンピオンで優勝するなど記念3Vの実績。昨年2月のG1浜名湖周年でも優勝したばかりだ。昨年のクラシックは優出3着であと一歩栄冠に届かなかった。今年は地元でスタート攻勢を見せて頂点を奪いたい。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.2%590.1076.3%11.9%6.8%
217.3%480.118.3%29.2%25.0%
318.3%510.1317.6%29.4%11.8%
419.1%530.1017.0%15.1%17.0%
515.1%420.117.1%14.3%21.4%
69.0%250.128.0%4.0%20.0%
近畿3555 野添貴裕

18年ぶりにSG登場の野添貴裕!
SGボートレースクラシックの最終選考レース、全国6地区選手権は波乱含みの展開だった。関東は金子拓矢、東海は徳増秀樹、近畿は野添貴裕、四国は林美憲、九州は仲谷颯仁が優勝。中国の前本泰和を除く5人はまだクラシック出場権を持っていなかった選手で、地区選優勝によってV条件の勝負駆けをクリアしてSG切符を手にした。
なかでも劇的だったのは近畿の野添だろう。準優・優勝戦で2コース差しを連発する鮮やかな勝ちっぷりを披露。約19年ぶりのG1制覇を成し遂げた。これで00年クラシック以来となる久々のSG出場権を獲得。18年ぶりのSG参戦でどんな走りを見せるのか楽しみだ。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.7%600.1668.3%15.0%1.7%
216.3%450.1631.1%24.4%17.8%
318.5%510.1715.7%31.4%23.5%
420.3%560.1516.1%28.6%17.9%
513.8%380.1910.5%13.2%31.6%
69.4%260.187.7%3.8%23.1%
四国4459 片岡雅裕

片岡雅裕がSG初準優出を狙う!
片岡雅裕は昨年びわこ周年でG1初Vを飾り、SGボートレースクラシック初出場の権利を獲得。SGは過去3節走っていずれも予選落ちに終わっており、まずは準優進出が大きな目標となるだろう。
近況リズムは上々だ。1月のG1平和島周年では予選5位に入ってV戦線を沸かせ、2月のG1四国地区選手権では優出3着の活躍。記念戦線でコンスタントに結果を残せる底力がついてきた印象だ。浜名湖はまだ5節しか走った経験がなく水面相性は未知数だが、着実に力をつけてきた片岡がV争いのダークホースになるかもしれない。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
118.2%550.1578.2%7.3%9.1%
218.5%560.1528.6%23.2%17.9%
316.5%500.1518.0%28.0%18.0%
414.2%430.1218.6%16.3%14.0%
517.2%520.145.8%9.6%21.2%
615.5%470.144.3%10.6%31.9%
中国4292 麻生慎介

待望のSG初出場を果たす麻生慎介!
今回のボートレースクラシックはSG初出場の選手が5人もいる。金田諭、麻生慎介、金子拓矢、前沢丈史、青木玄太だ。
麻生は昨年3月のびわこG2秩父宮妃記念杯で優勝してクラシックの切符をゲット。04年のデビューから約14年目でついにSGの舞台に立つ。ただ前期勝率5.29で20期ぶりにB1級へ降格。今期も勝率5.37(3月5日時点)と苦しい状況が続いている。それでも昨年3月にびわこG2で優勝するなど、通算13Vのうち4回は3月にマークしており春先は好相性。今大会唯一のB級となる麻生が穴党ファン必見の存在かもしれない。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
118.0%420.1940.5%26.2%4.8%
212.9%300.1820.0%20.0%3.3%
315.9%370.1521.6%18.9%29.7%
416.3%380.1718.4%23.7%15.8%
517.2%400.137.5%12.5%22.5%
619.7%460.166.5%2.2%19.6%
九州4848 仲谷颯仁

仲谷颯仁がSGの厚い壁を破る!
14年デビューの115期生、仲谷颯仁が2月のG1九州地区選手権で優勝。23歳の若さでG1タイトルホルダーの仲間入りを果たした。ボートレーサー養成所時代にリーグ戦勝率7.99という破格の数字を残した逸材が、期待どおりのスピードで出世の階段を駆け上がっている。
今回のボートレースクラシックは2回目のSG参戦だ。SG初陣だった昨年のグランプリシリーズ戦は予選で5・5・6・6・6着と惨敗。5日目にイン逃げでSG初1着こそ奪ったが、洗礼を浴びる一節だった。あれから約3カ月、日進月歩で成長する超新星がクラシックでどんな戦いを見せるのか注目したい。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.8%670.1470.1%14.9%6.0%
214.6%430.1530.2%27.9%9.3%
315.6%460.1619.6%30.4%17.4%
416.3%480.1516.7%29.2%16.7%
516.0%470.148.5%19.1%12.8%
614.6%430.150.0%18.6%32.6%