濱野谷憲吾が久々のG1優出へ！
濱野谷憲吾が復活の兆しを見せ始めている。近況G1・G2は5節連続で予選突破中。3月のG2三国MB大賞では優出3着とV取りまであと一歩に迫る活躍も見せた。持ち前の鋭く展開を突くターンを見せる機会も増えているだけに、16年10月の江戸川周年以来となる久々のG1優出がそろそろあっても不思議ではなさそうだ。
宮島は通算7優出2Vと相性上々の水面。02年の宮島SGグランドチャンピオンで優出2着、15年のG1鳴門周年IN宮島で優出5着に入るなど記念レースでも結果を残してきた。約1年7カ月ぶりのG1優出を狙う戦いに注目したい。

宮島G1連続優出中の坪井康晴！
坪井康晴は宮島記念5優出1Vの実績。特に近況は15年のG1鳴門周年IN宮島で優出4着、15年のG1宮島周年で優勝、昨年のG1宮島周年で優出2着と当地記念3節連続優出中だ。相性抜群の水面で今回もV争いに絡んでくるのか注目したい。
坪井は昨年賞金ランキング21位であと一歩及ばずベスト18入りを逃した。今年は2年ぶり7回目のグランプリ出場を狙う一年だ。ここまで賞金ランキング12位（5月1日時点）と上々の位置につけており、G1で着実に賞金を上積みしていきたい。

藤岡俊介が台風の目になる！
藤岡俊介にとって宮島は10年の一般戦で4コース差しを決めてデビュー初Vを飾った思い出の地。今年1月の一般戦でも優出3着の好走を見せるなど、当地通算4優出1Vと宮島相性は申し分ない。宮島G1は過去2節走っていずれもFで賞典除外と気合が空回りするような結果だった。今回はまず予選突破を目標に掲げたい。
近況は今年優出5回とリズム上々。前期は自身初の勝率7点台（7.21）をマークするなど勢いは右肩上がりだ。G1戦線で台風の目となる可能性も十分だろう。

眞田英二が高配当の使者に！
四国地区から宮島周年に参戦するのは徳島支部の眞田英二、田村隆信、菅章哉、香川支部の村越篤、重成一人、森高一真だ。田村は03年の宮島周年覇者で、近況も当地2節連続V中と宮島相性抜群。森高は05年の宮島周年でG1初Vを飾っており、13年ぶりのタイトル奪還を狙いたい。
眞田は久々の周年参戦。四国地区選を除けば16年の丸亀周年以来で約2年ぶりだ。今年2月の四国地区選では3コースまくり2回で万舟券2本を出す軽快な走りを見せているだけに、宮島周年でも高配当の使者となるのか注目だ。

地元勢を引っ張る市川哲也！
地元の広島支部からは大将格の市川哲也、今年G1優勝2回の前本泰和、宮島周年初Vを狙う辻栄蔵、中四国地区トップルーキーの村松修二をはじめ、山下和彦、正木聖賢、船岡洋一郎、大上卓人らが参戦する。
なかでも期待が高まるのは市川だ。4月のマスターズチャンピオンで優出2着に入る活躍。改めて存在感を示す走りを見せた。地元の宮島周年は99年と08年にV歴。昨年は予選を4位で通過するも準優2号艇で3着に終わって敗退しただけに、今年は優勝戦ピットにたどり着きたい。

宮島2節連続V中の水摩敦！
水摩敦は昨年7月の宮島一般戦でオール3連対V。16年2月の宮島一般戦でも優勝しており当地2節連続V中だ。さかのぼればG1初優出が11年に宮島で行われた新鋭王座決定戦だった。当地通算4優出2Vと宮島を得意にしている印象だ。
キレ味鋭い走りで早くから将来を嘱望されていた水摩だが、思えば11年の九州地区選を最後に6年以上もG1優出から遠ざかっている。昨年はG1に出場する機会すら一度もなかった。記念戦線に定着するためにも、得意の宮島でのG1で結果が欲しい。