吉川元浩が悲願の地元周年初V！

センタープールに黄色い閃光が走った。尼崎周年を制したのは地元の吉川元浩だ。優勝戦は4カドの上野真之介がコンマ03のトップスタートを決めて攻め込む展開に。インの菊地孝平と一騎打ちかと思われた。しかし5号艇の吉川がわずかな艇間を鮮やかに差し抜けて先頭へ。6月の福岡周年に続いてまたも5コースまくり差しで栄冠を手にした。
勝った吉川はG1通算18回目の優勝。地元尼崎では4回目のG1制覇で、尼崎周年は初Vとなった。これで今年の獲得賞金は約5500万円に達し、9年ぶり4回目のグランプリ出場がほぼ確実となっている。