ヴィーナスシリーズ第20戦

2025.02.04
〜02.09

レース回顧

準完全V！　今井裕梨が今年初優勝

シリーズリーダーの今井裕梨が、インから冷静に逃げ、昨年5月の鳴門ヴィーナスシリーズ戦以来、通算5回目の優勝を飾った。江戸川は初優勝になった。
最終日はホーム向かい風がやや強く、全レース安定板を使用した。枠なりの3対3からスロー勢が好スタートを踏み込んだ。0台のトップタイミングを決め、初優勝を狙う③寺島が、果敢な先まくりを敢行。しかし、①今井は抵抗せずに、冷静かつ的確に押し切った。③寺島は、まくりは及ばなかったが、続く2Mで、差し迫る②黒澤をさばいて2着を確保。②黒澤が3着に入った。
今井が終始、抜群の強さを発揮した。初日を力強く連勝。2日目5Rで見せ場十分の2着に入ったが、結果的に白星を飾れなかったのは、この1走のみ。エンジンを強烈に仕上げつつ、10戦9勝、2着1回の準パーフェクトVで締めくくった。1号艇での優勝は3度目になるものの、過去2回の決まり手は「抜き」。初のイン逃げ優勝になった。優勝賞金のほか、副賞のビューティーケア利用券30万円分も手に入れた。
なお、今井の次走は、2月19日からのPG1第1回スピードクイーンメモリアル（浜名湖）に出場する予定。