オールレディース

2025.07.31
〜08.05

レース回顧

デビュー23年目の大橋栄里佳が待望の初優勝

やっと優勝にたどり着いた。優出14回目の大橋栄里佳が、2コース差しを届かせ、03年5月のデビューから約22年3カ月で、待望の初優勝を飾った。
最終日はホーム向かい風が強く、全レースで安定板を使用。優勝戦は6メートルで行われた。枠なりの3対3から①米丸、⑥西村がコンマ13のトップスタートを踏み込んだ。①米丸は、ターンマーク際を回ってインからこらえたかに見えた。しかし、②大橋が差し伸び、へ先を届かせた。続く2Mは②大橋が内有利にこらえ、①米丸がツケマイ。さらに2周1Mでも迫る①米丸を、②大橋が退けた。2節連続で優勝戦1号艇だった①米丸は再び悔しい2着。道中さばいた④竹井が3着に粘った。
大橋は冷静さとパワーが勝因だった。準優12Rでは予選トップの竹井を撃破。優勝戦も似た強風が吹いたものの、またも堅実な差し技、その後の加速が光った。大橋の女子賞金ランクは68位まで浮上。なお、次走は8月10日からのからつお盆レースに出場する予定。