慣れ親しむ地元で復調のきっかけつかむ
塩崎が、現級キープを狙える位置に踏ん張っている。4月30日に締め切られる2025年後期適用勝率は現在5.25。想定されるA2級ボーダーを下回るものの、まだ巻き返せる可能性を残す。
今期は絶不調…。近年は事故点に苦しむ場面が多く、今期は昨年11月、期初めのフライングが痛かった。その後は、大敗が目立つようになった。それでも、徐々にリズムを立て直し、3月の江戸川戦では6カ月ぶりの優出（2着）を経験。今年1、2月まで4点台だった勝率を、やっと5点台まで戻した。本来のスピード、攻撃力を発揮する場面も、少しずつ増えてきた。復調へ一筋の光が差し込んできた。
地元の津は気合が裏目に出る節もあるが、走り慣れた点は強み。塩崎の能力を考えれば、大幅な勝率アップも、さらにインパクトのある走りも期待できる。（データは4月10日時点）