ヴィーナスシリーズ第14戦

2025.09.14
〜09.19

レース回顧

實森美祐が2コース差しで今年3回目の優勝

實森美祐が2コースからスムーズに差し、7月の宮島男女ダブル優勝戦に次ぐ今年3回目、通算4回目の優勝を飾った。若松は初優勝になった。
優勝戦は晴れ。ホーム追い風3メートルで行われた。枠なりの3対3からスロー勢がやや優勢なスタートを踏み込んだ。②實森はコンマ16のトップタイミング。同19の①西橋が踏ん張って1周1Mを先マイしたが、ターンがやや膨れ、その隙を②實森が的確に差し込んだ。続く2Mで①西橋が逆襲に出るが、②實森がこらえて抜け出した。①西橋は悔しい2着。攻めた③川野が3着に入った。
實森はまるで初日12Rの1stドリームの再現のようなレースだった。その時は1号艇の渡邉優美を2コースから差したが、トップスタートから内側に重圧を与えて巧みにさばいた。優勝戦も同様の立ち回りで勝機をたぐり寄せた。今年の女子賞金ランクは10位へ浮上した。なお、次走は9月23日からのプレミアムG1第12回ヤングダービー（宮島）に出場する予定。