オールレディース

2025.09.21
〜09.26

レース回顧

2コースまくり成功！ 香川素子が今年初V

瞬時の判断が光った。香川素子が2コースからツケマイを決めて昨年11月の平和島ヴィーナスシリーズ戦以来、通算29回目の優勝を飾った。桐生は2回目の優勝になった。
優勝戦はくもり。緩いホーム追い風で行われた。枠なりの3対3から①清水がコンマ12のトップスタートを踏み込んだ。そのまま先マイ態勢に持ち込みかけたが、②香川が自力勝負を選択。サイドもスムーズにかかり、先頭に抜け出した。差した③塩崎、④鎌倉がいったん追走したが、続く2Mで、展開がややもつれ、その隙をさばいた①清水が2着に浮上。④鎌倉が3着に入った。
清水が序盤を3連勝。その後も1着を量産し、予選をトップ通過した。さらに準優11Rも快勝し、清水断然のムードだった。優勝戦のスタートも的確に決まり、勝負ありかと思われたが、経験に勝る香川の勝負どころの見極め、立ち回りが勝因につながった。
香川は前期2本分のフライング休みで出遅れた女子賞金ランクは、51位まで盛り返した。なお、次走は10月1日からの平和島戦に出場する予定。