豊田結の浜名湖近況実績は3割増し以上

地元ならば割り増し評価の快走が期待できる。「江戸川なら3割増し」とプリントされたTシャツを愛用する選手はいるが、その文字を借りれば、豊田の浜名湖成績は3割増し以上。実際、21日現在のデビュー通算勝率3.37に対し、15年1月以降の浜名湖近況勝率は5.04。データ面では5割増しにも迫る成績を残す。
16年6月の男女ダブル優勝戦（浜名湖）ではデビュー初優出も経験。持ち味の果敢なツケマイは、広々とした、走り慣れた水面こそ、威力を増す。まだ大敗克服への課題はあるが、近況は勝つべき1コースでの勝率は格段に良化。ヴィーナスシリーズではコンスタントに予選を突破している。
さらに今回はお手本になる長嶋万記ら、刺激を受ける地元の先輩や後輩が多いのも好材料。精神面を含めた地の利を武器に、約2年ぶりの地元優出を狙いたい。