近況躍進の水野望美がデビュー初優勝

堂々の立ち回りで勝機をたぐり寄せた。今年に入り優出5回目、通算優出8回目の水野望美が、インから冷静に逃げ切り、待望のデビュー初優勝を飾った。
準優勝戦で選手を悩ませた強風は収まり、優勝戦は追い風が2メートル程度。進入も枠なりの3対3で収まった。スロー勢が好スタートを決め、②藤崎がコンマ13のトップタイミング。ただし、①水野も同14を踏み込み、自力で攻めに出た②藤崎らを封じてインから逃げ、後続を一気に突き放した。展開の向いた④若狭が差して2番手で追走。⑤喜多須は1週2Mで流れ、その隙に小回りした⑥土屋が3着に浮上した。
今シリーズの水野は予選3位。同1位の大豆生田蒼が準優12Rで4着、同2位の若狭が準優11Rで2着に敗れたことで得た優勝戦1号艇の絶好機を逃さなかった。水野の次走は20日からの常滑一般戦に出場する予定。