平成最後の女王は16年以来、再び松本晶恵!
巧みに、冷静に、またも頂点の座を射止めた。1号艇の松本晶恵が、遠藤エミの3コースツケマイをぎりぎり封じて逃げ、16年の平和島大会以来、再びプレミアムG1クイーンズクライマックスを制覇した。今年は8月の桐生お盆レース以来、4回目、通算13回目の優勝を飾った。
優勝戦の進入は枠なりの3対3。向かい風が1メートルに収まり、絶好の水面で行われた。全員のスタートがコンマ10~13に収まる横一線に。そこから③遠藤が、スピード感ある攻めに出たが、①松本がミスなく、鮮やかに受け止めた。ターン後は鋭い加速で③遠藤を突き放した。③遠藤は迫る②山川を退け、2着を確保。②山川が3着に粘った。
松本はトライアルの枠番が、6、4、5枠。不利枠を、評判機と状況判断の良さで補い、優勝戦1号艇を手に入れた。その勝機を逃さず、2度目のクイーンに輝いた。女子賞金ランクは惜しくも2位。トップは小野生奈が守った。松本の次走は1月3日からの多摩川戦に出場する予定。
12/31 優勝戦結果
着 | 枠番 | 登番 | 選手名 | 進入 | ST | タイム |
---|
1 | 1 | 4399 | 松本 晶恵 | 1 | .10 | 1'46"0 |
2 | 3 | 4502 | 遠藤 エミ | 3 | .11 | 1'47"8 |
3 | 2 | 3232 | 山川 美由紀 | 2 | .11 | 1'48"9 |
4 | 6 | 3435 | 寺田 千恵 | 6 | .12 | 1'49"7 |
5 | 4 | 3188 | 日高 逸子 | 4 | .13 | |
6 | 5 | 4482 | 守屋 美穂 | 5 | .11 | |
払い戻し
| 1-3 | 390円 |
---|
| 1-3-2 | 1,300円 |
---|
| 1=3 | 330円 |
---|
| 1=2=3 | 460円 |
---|