海野ゆかりが嫌な流れを断ちきるイン逃げV

強風も、直前節のフライングも何のその。海野ゆかりがインから冷静に逃げ、7月の浜名湖男女ダブル優勝戦以来、今年2回目、通算56回目の優勝を飾った。
優勝戦は8メートルものホーム追い風が吹いた。スタートに気をつかう水面状況の中、⑤茶谷がコンマ05のトップタイミング。その勢いのまま攻めに出たが、抵抗した④長嶋とともに1Mのまくりは大きく流れた。この隙にコンマ11スタートを決めていた①海野が落ち着いてイン小回り。②土屋の差しを封じて押し切った。②土屋は最内から差した⑥香川を2Mで差し返し、2着を確保。⑥香川が3着に流れ込んだ。
海野は前節の桐生レディースチャンピオンで痛恨のフライング。それでも今回の優勝で15日現在の女子賞金ランクは15位のままながら、14位の守屋美穂に肉薄。次走は8月23日からの津G3オールレディース戦に出場する予定で、さらなる賞金アップをもくろむ。