竹井奈美がツケマイV、女子賞金6位へ浮上

ここ一番で持ち味を発揮した。1号艇は10戦9勝と1着量産の大山千広が座ったが、竹井奈美が2コースから鋭いツケマイを決め、大山を引き波に沈めた。竹井は7月の尼崎ヴィーナスシリーズ以来、今年3回目、通算5回目の優勝を飾った。
優勝戦は向かい風が5メートル、進入は枠なりの3対3で行われた。スロー勢が0台スタートを決め、①大山はコンマ03のトップタイミングを決めた。そのままイン先マイ態勢に持ち込んだかに思われたが、同05の②竹井が果敢にツケマイを放ち、これが見事にはまった。バックでは一気に後続を突き放した。絶好の差し場を突いた③守屋が、①大山の猛追をしのいで2着。①大山は悔しい3着となった。
竹井はこの優勝で女子賞金ランクが8位から6位に上昇。年末のクイーンズクライマックス出場へ大きく前進した。次走は10月14日からの津ヴィーナスシリーズ第9戦に出場する予定。