小野生奈がイン逃げV。女子賞金トップを快走

小野生奈がインから押し切り、9月の若松オールレディース戦に次ぐ、今年3回目、通算14回目の優勝を飾った。
優勝戦は雨。緩い向かい風が吹く程度で、進入は枠なりの3対3で並んだ。①小野、⑥清水がコンマ09のトップスタート。①小野は③大山の攻めを警戒した分か、ややターンマークを外した旋回になったが、スピードや先マイの利で押し切った。狭い艇間を巧みにとらえた⑤西村が、②遠藤を退けて2着に入った。差した②遠藤は3着まで。
小野は5日目の準優12Rで、いったん2番手を走る危機はあったが、道中で執念の逆転。優勝戦1号艇を逃さなかったことが、今回の勝利に大きくつながった。女子賞金はトップのままで、2位の長嶋万記との差を約390万円に広げた。次走は20日からの芦屋G2レディースチャレンジカップに出場する予定。