ヴィーナスシリーズ第5戦

2022.06.05
〜06.10

レース回顧

浜田亜理沙が久々の優勝！賞金15位へ浮上

窮地を逃れて踏ん張った。シリーズリーダーの浜田亜理沙が、インから何とか持たせて逃げ、13年9月の桐生女子リーグ戦以来、8年9カ月ぶり、通算4回目の優勝を飾った。
最終日はくもり。横風2メートルで優勝戦が行われた。枠なりの3対3からスタートはほぼ横一線。コース有利な①浜田が先手を奪ったが、ターンが流れた。その隙へ③喜井が角度のいいまくり差しを入れた瞬間、舟のバランスを崩して転覆。先に回った①浜田が、最内から迫る⑥藤原を封じて押し切った。⑥藤原が2着。事故を避けつつ、外を回った④三浦が3着に入った。事故艇と接触の②富樫は不完走となった。
浜田は序盤から6連勝。4日目12Rこそ2着に敗れたものの、断然の得点率で予選をトップ通過した。準優12Rはイン速攻。優勝戦はややターンミスもあったが、確かなパワーに仕上げたことも勝因となった。今年の女子賞金は15位へ浮上。ベスト12入りを射程圏にとらえた。なお、次走は6月15日からの鳴門男女混合シリーズに出場する予定。