オールレディース

2022.07.24
〜07.29

レース回顧

逆襲の夏！大山千広が逃げ今年初優勝

難敵を冷静に退けた。シリーズリーダーの大山千広が、まくりも差しも許さずに逃げ、昨年12月の戸田男女ダブル優勝戦以来、通算17回目の優勝を飾った。
最終日は晴れたが、ホーム追い風が強く、全レースで安定板を使用した。枠なりの3対3から④渡邉がコンマ11のトップスタートを踏み込んだ。それでも内枠勢も鋭く伸び返した。まくる②高田に対し、①大山は冷静に先マイ。風圧の分、ややターンは流れながらも、危なげなく押し切った。攻めた②高田、差した③海野が2Mで競り、④渡邉が2着浮上。③海野が3着に入った。
好素性機を手にした大山が予選をトップ通過。西橋奈未、浜田亜理沙が続いた。準優は9R浜田、10R西橋とも3着に敗れる波乱になったが、11R大山だけが逃げ切り、さらに流れを引き寄せた。機力も徐々に引き出し、パワーの後押しも支えに、勝機を逃さなかった。今年の女子賞金ランクは36位まで押し上げた。なお、次走は8月2日からのプレミアムG1レディースチャンピオン（丸亀）に出場する予定。