ヴィーナスシリーズ第2戦2021.04.15〜04.20

レース回顧

遠藤エミが盤石の逃げ！ 今年2回目V

完勝だった。シリーズリーダーの遠藤エミが、インからライバル勢の攻めを完封して逃げ、1月の蒲郡ヴィーナスシリーズ戦以来、今年2回目、通算31回目の優勝を飾った。
最終日は晴れ。緩い向かい風の中、優勝戦が行われた。枠なりの3対3からスタートはほぼ横一線。⑥小野がコンマ12のトップだったものの、①遠藤も同13を踏み込んだ。③浜田が攻撃を仕掛けたが、①遠藤がけん制しながら先手を奪い、ターン後の加速で一気に勝負を決めた。差した②川野が、最内を突いた⑥小野を2Mで冷静にさばいて2着を確保。④中村も2M浮上で3着に粘り込んだ。
遠藤は強力なパワーに仕上げ、2日目から6連勝。堂々の予選トップ通過を果たした。準優は10Rを逃げた平田さやかが待機行動違反で賞典除外。続く11Rは1号艇の浜田が2着。やや不穏な流れになったものの、遠藤だけは12Rを快勝し、優勝戦まで圧倒的な強さを見せた。なお、次走は4月29日から地元びわこで行われるヴィーナスシリーズ戦に出場する予定。