ヴィーナスシリーズ第8戦2021.07.19〜07.24

レース回顧

落合直子が執念の逃走！ 地元2回目V

ぎりぎりしのいだ。1号艇の落合直子が、インから気迫で逃げ切り、昨年3月の若松オールレディース戦以来、今年初、通算5回目の優勝を飾った。
最終日は晴れ。風のない、絶好の水面で優勝戦が行われた。枠なり進入からスタートはほぼ横一線。①落合がデビュー初優出の③中村の攻めをけん制しながらイン先マイ。その懐を同じく初優出の⑤山本が鋭いまくり差しで迫った。⑤山本は首位に届く勢いにも見えたが、①落合がそのへ先を制して執念で持たせた。⑤山本は惜しくも2着。最内を突いた⑥三浦が3着に粘り、3連単は万舟券決着になった。
やや混戦シリーズになったが、地元の落合直子と鎌倉涼が同率で予選を終え、着順差で落合がトップ通過した。中村かなえ、山本梨菜がデビュー初優出を決めるなど話題を集めたが、優勝戦はこのフレッシュな2人の攻撃を、地元落合が地元の意地で封じた。落合は住之江で2回目の優勝。なお、次走は8月25日からの芦屋ヴィーナスシリーズ戦に出場する予定。