オールレディース2021.03.07〜03.12

レース回顧

竹井奈美がぎりぎり逃げ、戸田3回目V

最善の対応で強敵の攻めを封じた。1号艇の竹井奈美が、インから辛うじて逃げ、昨年5月の多摩川ヴィーナスシリーズ戦以来、今年初、通算8回目の優勝を飾った。戸田は昨年3月に続く、2節連続優勝となった。
最終日は曇り。風は全くなく、絶好の水面で行われた。進入は枠なり。ただし、③小野がスタート展示同様の3コースカドに引っ張った。①竹井がコンマ10のトップスタート。しかし、②浜田が同25と後手に回る中へこみ展開になった。その隙を③小野が鋭くまくり差しで迫った。この俊敏ターンは完全に入ったかに見えたが、その後の加速で勝る①竹井がぎりぎり振り切った。③小野は貫禄十分の2着。最内を突いた⑥宇野が3着に食い込んだ。
竹井は予選で最多4勝をマーク。特に3日目に連勝を飾り、流れに乗った。同期の浜田亜理沙を抑えて予選をトップ通過。勝機をたぐり寄せた。戸田では2節連続、通算3回目の優勝となり、相性の良さを示した。なお、次走は3月20日からの大村オールレディース戦に出場する予定。