オールレディース2021.01.20〜01.25

レース回顧

女王の貫禄！ 平高奈菜がイン速攻V

新クイーンが堂々と押し切った。昨年末クイーンズクライマックスを制した平高奈菜が、イン速攻を決め、今年初、通算24回目の優勝を飾った。
最終日は晴れ。ホーム追い風が緩く吹く程度で、優勝戦が行われた。進入は枠なりの3対3。スロー勢がそろって快スタートを決め、③長嶋がコンマ03のトップ、①平高も同05を踏み込んだ。ただし、先に仕掛けたのは②竹井。いつものように果敢なツケマイを放ったが、①平高が冷静に受け止めつつ、一気に独走した。差し追走した③長嶋が2着。3番手は接戦になったが、3周1Mで巧みにさばいた④廣中が、②竹井を退けて3着に入った。
平高は3日目までオール2連対をキープ。4日目7Rの4着はあったものの、安定感ある立ち回りで予選をトップ通過した。準優勝戦、優勝戦は絶好枠も武器に、きっちりと勝機をつかんだ。昨年6月に右腕を骨折した負のイメージをぬぐい去る価値ある勝利を挙げた。なお、次走は2月6日からの芦屋一般戦に出場する予定。