ヴィーナスシリーズ第3戦2021.04.29〜05.04

レース回顧

執念の逆転！ 地元の遠藤エミが2節連続V

執念で勝利を奪った。遠藤エミが、1周2Mの逆転で、多摩川ヴィーナスシリーズに続く2節連続、今年は3回目、通算32回目の優勝を飾った。
最終日は晴れ。緩めのホーム向かい風の中、優勝戦が行われた。枠なり3対3から①遠藤がコンマ16のトップスタートを決めた。ただし、1Mのターンは膨れ気味。さらに②山川がスタートで後手に回った展開に、③松本が的確なまくり差しを入れて①遠藤をとらえた。しかし、①遠藤は2Mで渾身のツケマイを放ち、これが見事にはまった。③松本は惜しくも2着。差した④山下が3着に粘った。
遠藤は初日12Rのドリーム戦こそ、松本晶恵に差しを許し、イン戦2着も、2日目以降は1着を量産。予選をトップ通過した。準優12R、優勝戦とも1Mで一瞬危うい場面もあったが、意地を見せて地元の重責を果たした。びわこでの優勝は4回目。今年の女子賞金ランクは2位へ浮上した。なお、次走は5月8日からの江戸川男女ダブル優勝戦に出場する予定。