近況は伸び型も挑戦！さらに地力アップ

田口が新境地を模索している。「最近は伸び型も勉強中です」。乗りやすさを求めて自在にさばくスタイルで女子トップクラスの実力者に上り詰めたが、近況は攻撃型へ、ややシフトチェンジ。調整の引き出しを増やし、レースの幅を広げている。
きっかけは抽選運の悪さ。2020年11月から今年4月末までのエンジン抽選は全選手の中でもワースト級だった。女子G1優勝2回を誇る田口でも、あまりのパワー劣勢に手を焼いた。まずは舟足を人並みに、そこから特徴を追求する探求心が実を結びつつある。ちなみに、その半年間の勝率は6.96。低調機が多い中で、この数字は出色といえる。
児島は現在2節連続優出中ながら今年3月のヴィーナスシリーズ戦は1号艇で2着に敗れた悔しさがある。そのリベンジと、20年2月に続く自身の出場機会の地元オールレディース戦連覇を狙う。