オールレディース2021.08.19〜08.24

レース回顧

鎌倉涼が逃げ今年4回目V！ 賞金12位へ浮上

シリーズを引っ張った鎌倉涼が、インから持たせ、2月のからつヴィーナスシリーズ戦以来、今年4回目、通算18回目の優勝を飾った。
天気も風もやや不安定だった最終日。ホーム向かい風は一時、6メートル吹いたが、優勝戦は2メートルまで収まった。枠なりの3対3。①鎌倉がコンマ17のトップスタートを決め、同18の③平田がまくりを仕掛けてきたが、慌てず、ターンマーク際を回って先行した。①鎌倉は１周2Mのターンが膨れ、差した④土屋に一瞬迫られたものの、何とか踏ん張った。2着は④土屋。3着は②小野が入った。
鎌倉は4日目までオール2連対を守り、際立つ安定感で予選をトップ通過した。ただし、準優1号艇は10Rで堀之内紀代子、続く11Rで田口節子が大敗する大波乱が起き、不穏なムードが強まった。それでも12Rの鎌倉だけが逃げ、勝運を逃さなかった。この優勝で、19位だった女子賞金ランクは、12位（優勝戦終了時点）まで押し上げた。なお、次走は9月7日からの常滑ヴィーナスシリーズ戦に出場する予定。